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染丸ワイワイ一座

2007/7/6 @天満天神繁昌亭

【艶笑噺大会】

  • 林家 卯三郎 「阿弥陀池」
  • 桂 米平 「お玉牛」
  • 林家 染丸 《染丸のおもしろ落語講座》
  • 林家 染丸 《寄席の踊り》 「館山」
  • 桂 春若 「有馬小便」
    ―― 中入り ――
  • 姉様キングス 《音曲漫才》
  • 林家 染丸 「辻占茶屋」

※ 第 4 回


 開口一番の卯三郎は「阿弥陀池」をきっちりテンポ良く。会の趣旨を意識してか、和光寺事件で尼僧が胸元をおもいっきり開く。抜き身も大きめ。

 つづく米平は太ってることをマクラに「お玉牛」へ。陽気でカラッとした語り口。夜這いされてるのが牛なら、してる方も牛のよう。
 のちの染丸によると、このネタはみな春團治から付けてもらうそう。

 ここで染丸による艶笑噺の解説。その起こりや性質(御座敷で旦那衆や芸妓・舞妓相手に演った)など。サンプルに艶笑小咄をいくつか口演。
 その後、踊りを披露。後家が亭主の墓前でもだえると云うもので、見台&膝隠しの上に酒の箱を置いて墓に見立てて。仕草のクサさがおかしみに。

 中トリの春若は、詳細な血液型分析から「有馬小便」へ。竹筒と小便担桶を持って、2 階に居る人に小便をさせて銭を取ろうと云う噺。汚い噺をあっさりした語り口で聴かせる。

 中入りを挟んで、染丸曰く「究極の色物」の姉様キングス。あやめは別の現場からタクシーで駆け付け、その車中で白塗りに。染雀の「お姉ちゃん、わりとまともな会よ」に、あやめは「エロエロナイトちゃうの!?!?」。
 この日のネタは、都々逸、ちょんこ節、阿呆陀羅経。ひさびさのちょんこ節は原語連発。阿呆陀羅経は姉キンのキンキンづくし。終始ノリノリでにぎやかに。

 トリの染丸は「辻占茶屋」。難波新地の女郎、神崎屋の梅乃に惚れた源兵衛が、梅乃の本心を確かめるために心中を持ちかける‥‥と云う噺。
 梅乃を信じたい源兵衛をごくごくカラッと演って、嫌味よりも滑稽味を前面に。ハメモノも入って、こちらもにぎやか。


 めずらしい噺もあり、会としてはなかなか良かったと思います。が、会の趣旨を考えると、ネタのチョイスがお上品でやや食い足りない感じで、それっぽかったのは姉キンと落語講座くらい。ここらはもうちょっとネタ選びで冒険してもらいたかったです。
 もっとも、個人的には姉キンで元取れたかなって感じではありましたから、満足感はありましたけど。

 次回の 8 月 3 日(金)は《怪談噺の夕べ》です。

染丸@web

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