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講談文月毎日亭

2007/7/9 @雀のおやど

  • 旭堂 南青 『太平記』
  • 旭堂 南湖 『赤穂義士伝』
  • 旭堂 南海 『浪花侠客伝』

※ 9 日目


 きのう、南湖さんのサイトの掲示板にご本人が「いよいよ明日は刃傷、松の大廊下。これを聞かずば、何を聞く!」と書かれてまして、まさに山場中の山場を聴き逃す手はない!と出掛けました。
 開始直後は入りが少なかったそうですが、この日は 20 人弱。まずまず形になってきてるようです。


 まずは南青の『太平記』。後醍醐天皇による鎌倉幕府討幕計画が事前に露顕する、「正中の変」のくだり。とくに後半、次の句に詰まる場面が目立つも、毎日ネタ下ろしであることを考えるとしっかりした語りでたっぷりと。

 つづいて南湖の『赤穂義士伝』。饗応役となった浅野内匠頭は、家臣の手助けもあって、吉良上野介からの度重なるいやがらせにも耐えてきが、饗応役の重要な作法を聴き逃す。指南役の吉良上野介にすがるも、振り払われた浅野内匠頭。その頭から冠がこぼれ落ち、カッとなった浅野内匠頭が脇差を手に吉良上野介に斬りかかる! ‥‥と、ここからがおもしろいところだが、ちょうどお時間。
 淡々と語りつつ、徐々に最高潮の盛り上がりへ。グイグイ引き込んで、やっぱりそこで切るか!と云う終わり方。ズルい!

 最後は南海の『浪花侠客伝』。大坂で活躍する仲仕連中のいざこざを。若くして網島の漁師頭となった音吉が、父親とともに京橋の市へ魚を運ぶ途中、荒くれ者の源兵衛の裾を濡らしてしまう。源兵衛は有無を云わさず音吉を水溜まりへねじ込む。怒った音吉は懐から出刃を抜き、荒くれ連中と対立。これからどうなる!?!?
 侠客物をテンポ良く。天満界隈を現在の地理に重ね合わせてわかりやすくするなど、工夫が随所に。


 それぞれ興味深いネタで、しかも次回への引きが強い。とくに南湖さんはズルいくらいの引き。想定の範囲内ではありましたが、それでもあそこで切られると「次も聴かねば!」と思わされます。恐るべし、講釈師。

旭堂南海 FUN
正直南湖
旭堂南青「みなみの青大将」

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