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講談文月毎日亭

2007/7/10 @雀のおやど

  • 旭堂 南青 『太平記』
  • 旭堂 南湖 『赤穂義士伝』
  • 旭堂 南海 『浪花侠客伝』

※ 10 日目


 前日、南湖さんがあんまりなところで切るもんですから、気になって気になって。で、なんとかやり繰り算段して昼席に。(道楽者)
 昼席で天気も悪かったんですが、もうちょっとでつ離れするってくらいの入り。想像以上でした。どこにでも道楽者っているもんですね。(失礼)


 まずは南青の『太平記』。正中の変が失敗に終わり、佐渡へ流刑となった日野資朝が処刑されると聞いた息子の阿新丸くまわかまるが、父に会うため佐渡へ渡る。なかなか興味深い展開。「日野俊元の東下り」の朗読を挟んだり、構成の工夫も。

 つづいて南湖の『赤穂義士伝』。元禄 14 年 3 月 14 日の朝、浅野内匠頭が江戸城へ向かうところから。吉良上野介の無慈悲無礼な振る舞いに、堪忍袋の緒が切れた浅野内匠頭が斬り付ける。しかし、刀が短く致命傷に至らず、取り押さえられる。殿中にて刃傷を働いた浅野内匠頭は即日切腹を申し渡され、被害者の吉良上野介はおとがめなし。
 刃傷の場面の盛り上げ方が臨場感抜群。そして、浅野内匠頭切腹と云う、前半のもうひとつの山場へ見事な橋渡し。まだまだ聴きたくなる。

 最後に南海の『浪花侠客伝』。八軒屋の源兵衛に出刃を向けた音吉であったが、父親の説得で出刃を取り落として頭を下げる。源兵衛に愚弄された音吉はその夜、出刃を懐に忍ばせ源兵衛の館へ乗り込む。
 音吉の心情の揺れが手に取るよう。違袖音吉の墓や鯉塚のある大長寺の解説から、観音正寺の河童のミイラの話など、閑話もおもしろい。


 やはり続けて聴くと話の理解も深まって、おもしろさも倍増。とくに南湖さんの『赤穂義士伝』は山場だけに緊迫感がスゴかったです。南海さんの『浪花侠客伝』の、音吉のその後も気になる!

旭堂南海 FUN
正直南湖
旭堂南青「みなみの青大将」

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