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繁昌亭昼席

2007/7/22 @天満天神繁昌亭

  • 笑福亭 松五 「大安売」
  • 桂 三扇 「またも華々しき華燭の典」 (作:桂三枝)
  • 笑福亭 伯枝 「ん廻し」
  • 桂 三金 《バルーンショー》
  • 桂 枝三郎 「天狗裁き」
  • 桂 春之輔 「もう半分」
    ―― 中入り ――
  • 旭堂 南左衛門 『太閤記』より「賤ヶ岳合戦」
  • 桂 かい枝 「いらち俥」
  • 田渕 岩夫 《声帯模写》
  • 桂 春團治 「祝いのし」

※ 第 43 週


 ひさびさの繁昌亭昼席。春團治師匠が主任で、枝三郎さんや三金さん、以前から気になってた三扇さんあたりをお目当てに。あいかわらず大入り満員です。


 開口一番の松五は芸名のマクラ(松五=末期、松枝=焼死)で軽くほぐし、「大安売」をシャキシャキと。力士感は希薄だが、安定感は抜群。

 三扇は次期朝ドラ『ちりとてちん』ネタで笑わせ、師匠・三枝の作「またも華々しき華燭の典」を女版で。男が 4 回目、女が 3 回目の結婚披露宴でのひとコマ。新婦の恩師のスピーチが秀逸。演り慣れた感があり、こちらも安定感抜群。

 伯枝は、笑い・泣き・怒りの三上戸以外に、薬上戸、ニワトリ上戸、壁塗り上戸がある、と実演。これがなかなかおもしろい。酒つながりの「ん廻し」(「田楽喰い」)は、ハキハキとした口跡が心地良い。

 三金はマクラ代わりに定番のデブネタできっちり笑わせてからバルーンショーを。客からのリクエストを募ったり、客いじりをまじえて笑い多し。

 枝三郎は大坂のおばちゃんネタや時事ネタで爆笑を誘い、夢の話から「天狗裁き」へ。持ち時間からか、客の集中力を考えてか、かなり早いテンポで。それでも噺がスッと入ってくるあたりはさすが。

 中トリの春之輔は、雑誌『天神祭』の宣伝をきっちりしてから「もう半分」。淡々とした噺運びがニンに合った感じでなかなか。ただ、終盤の息切れが残念。もうひと息。

 中入りをはさんで、南左衛門の『太閤記』。豊臣秀吉の陣の前にあらわれた柴田勝家率いる 7 万 5 千の大軍勢。講釈ならではの解説をはさみつつ、淀みなき語り。が、ここらで睡魔が‥‥。

 かい枝の「いらち俥」は時間の都合もあってか往きだけヴァージョン。ここでも睡魔が‥‥。

 声帯模写の田渕岩夫は初見。出る劇場が次々潰れると云うマクラはキツい。テレビ放送による朝鮮の南北の違いがおもしろい。そのあとは田中角栄や藤山寛美などの懐かしいものまね。

 いよいよトリの春團治。袖から登場するなり、ひときわ大きい拍手。「あいも変わりません。‥‥」から羽織をシュッと脱ぎ「祝いのし」へ。調子も良さそうで文句なしの高座。


 主任が春團治師匠と云うこともあってか、トリへ向けての寄席らしい流れが非常に良かったように思います。(途中でウトウトしてしまいましたが)
 実は談春さんの飛び入りを期待してたんですが、そちらは肩すかし。それでも春團治師匠には満足させてもらいましたし、なんとも云えないまったりした雰囲気でした。
 なにより三扇さんが良かったんですよ。あやめさんとはまた違ったおばちゃんキャラがにじみ出てて、他のネタでも観たいなぁと思わされました。枝三郎さんや伯枝さんも手堅いですね。いろんな噺家さんを観られるのが寄席の良いところです。

天満天神繁昌亭

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