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通天閣アングラ亭

2007/9/3 @通天閣歌謡劇場

【通天閣の地下で、何かが生まれる、笑いの新世界!】

  • 桂あやめ 《ごあいさつ》
  • 桂ぽんぽ娘 《メイド漫談》
  • 笑福亭たま 「ドーベルマン刑事」 (作:笑福亭たま)
  • シスター・スリーゴールド 《懺悔漫談》
  • 三遊亭丈二 「公家でおじゃる」 (作:三遊亭丈二)
    ―― 中入り ――
  • 瀧川鯉朝 「動物園」 (改:瀧川鯉朝)
  • おしどり 《音曲漫才》
  • 桂あやめ 「ルンルン大奥絵巻」 (作:桂あやめ)

※ 第 1 回


 仕事の都合で行けないと思ってたんですが、直前になって奇跡的に行けることになりました。いやぁ、「念ずれば通ず」です。
 会場は通天閣の地下にある歌謡劇場で、文字どおりアングラな会に。150 人か、後方の仕切りカーテンを外せば 200 人は入りそうなスペースに、この日は 100 人くらい。マニアックな会場でのマニアックな会に、近郷近在のマニアが集まりました。


 あやめの番組案内につづいて、ぽんぽ娘がメイド姿で登場。以前、「おさなぎ色」と云う名で演っていたメイド漫談を。内容は‥‥ほとんどエロ系の下ネタ。この手のネタは萌え系のヴィジュアルとの対比が笑いになると思われるが、ぽんぽ娘が演るとギャップがなくて妙にリアルで笑えない。客はどんどん引きまくり。
 とても萌え系とは云えない。どう見ても萎え系だ。

 つづくたまはどうにも演りにくそう。ぽんぽ娘の師匠の桂文福のおもしろエピソードで空気を変えつつ、「ぶりぶり」か「ドーベルマン刑事」か観客アンケート。それでも腹はほぼ「ドーベルマン刑事」に決まってたよう。
 犬飼警部の相棒、ドーベルマンのシナモンが大活躍。シナモンのゼスチャーを犬飼警部が見事に翻訳。犯人を捕らえるときには凶暴なシナモンだが、なにかを伝えようとするときには突然かわいくなる。

 ひさびさのシスター・スリーゴールド懺悔ネタがあまりたまっていなかったか、ほとんど既発ネタ。客席で鳴った携帯電話に「ここで携帯を鳴らすと神の罰が下ります」。神に捧げる小咄や、おまけのバルーン・ショーも。
 キャラ押しだけでなく、やはりネタも重要。年末に期待。

 中トリに東京からの丈二。師匠の三遊亭圓丈の話から、圓丈の飼っている犬の話へとマクラをつないで噺に突入。
 ペットとして公家を飼っている小学生たちのもとへ突然 UFO が降りてきて‥‥と云う噺。設定の奇抜さ以外のクスグリが弱く、出オチのよう。

 中入りをはさんで、こちらも東京からの鯉朝。瀧川一門のバカさ加減を紹介し、「動物園」の改作へ。内容は観てのおたのしみだが、とにかくマニアック。似てないものまねもたのしい。

 おしどりはイギリス帰りだそうで、パンキッシュな衣装。パンクと云うより SM のノリで、いつものネタをにぎやかに。

 あやめは前日の『彦八まつり』の打ち上げの影響か、ハスキーな声。通天閣への思いをマクラに、ドラマ『大奥』の話から「ルンルン大奥絵巻」へ。
 大奥にて、綾小路殿と河内殿との利権争い。キレると河内弁全開になる河内殿が凄まじい。河内殿のもとに来た暴走馬賊の女頭、お竜のキャラもそれに負けない強烈さ。
 お竜に懐柔された上様の声は、もちろん林家染雀。いつもより激しい。


 場から醸し出される空気感って、やっぱりありますね。客層がマニア中心ってのもあるとは思いますが、全体的になんとなく猥雑な感じがして、そこがまた良かったりします。キャパが大きくなった分、茶臼山舞台とはまた違った展開も期待できるでしょうし、今後も定期的に開催してほしいです。
 前売り券には通天閣の無料入場券が付いてたんで、そのうち登ってみたいと思います。

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