« 通天閣アングラ亭 | トップページ | 南湖だんご 旭堂南湖話術研究会 »

新世紀落語の会

2007/9/6 @天満天神繁昌亭

【8 周年記念公演】

  • 桂ざこば・松尾貴史 《飛び入り前説》
  • 桂しん吉 「長尾さん」 (作:くまざわあかね)
  • 桂蝶六 「娘の結婚」 (作:浪江裕史/ギター演奏:安部俊秀)
  • 春風亭昇太 「人生が二度あれば」 (作:春風亭昇太)
    ―― 中入り ――
  • 桂福楽 《ベース漫談》
  • 桂雀松 「マキシム・ド・ゼンザイ」 (作:小佐田定雄)

※ 第 33 回


 出張先から直行。今回が 8 周年記念と云うこともあってか、はたまたお客さんからの要望が強かったのか、座席指定になりました。


 開演前に緞帳が上がり、片目をつぶった桂ざこばが登場。昼席に出て、飲みに行って、その場のノリで出てきたよう。うだうだしゃべってるところに、遊びに来ていた松尾貴史も登場。ふたりでうだうだ。

 つづいてトップのしん吉がスーツ姿で登場。羽織を脱ぐようにジャケットを脱ぐも、半袖のカッターシャツに違和感。
 男ふたりが飲み屋で同窓会の打ち合わせをしてると、一方の携帯電話にジャンジャン電話が掛かってきて‥‥って噺。携帯時代に内容がフィット。ちょくちょく高座に掛けてるようで、電話を受けるサラリーマンのお調子者ぶりがたのしい。

 蝶六はギター奏者を従えての高座。酔っ払いの熟年サラリーマンが自宅に近いバーに寄って愚痴をこぼす噺。このバーはギターの生演奏が BGM で、客の注文で曲を変えると云う趣向。
 娘の結婚相手が自分の上司と云う、なさそうでありそうな微妙なシチュエーション。酔っ払って愚痴る熟年サラリーマンとその妻が、なんとも古典落語の雰囲気たっぷり。

 中トリの昇太は、ざこばの現状報告から。師匠の春風亭柳昇が戦争に行ったときのエピソードをマクラに自作を。
 昔を思い出しながら「人生が二度あればなぁ‥‥」と悔やむ老人の前に松の精があらわれて‥‥って噺。SF 的な展開で、知らない方が良かった現実が笑いに。

 中入りをはさんで、おたのしみの福楽。座布団に紋付きで座り、普通の落語スタイルでベースを弾きながら、ときにベースを横へ引きながら、すごいペースであれこれおしゃべり。

 トリの雀松は十八番ネタ。フランス料理店を思わせる究極のぜんざい屋で甘味の洪水。聴いてるだけで口の中が甘くなってくる感じ。店員のスカした感じがたのしい。


 趣向もいろいろで、《新世紀》の名に恥じない番組構成だったと思います。蝶六さんは初めてだったんですが、古典も観てみたいなと思わされました。

 次回は 12 月 11 日(火)です。出演は、桂小春團治、桂九雀、月亭遊方、他、となっております。

|

« 通天閣アングラ亭 | トップページ | 南湖だんご 旭堂南湖話術研究会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 新世紀落語の会:

« 通天閣アングラ亭 | トップページ | 南湖だんご 旭堂南湖話術研究会 »