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染左開発計画

2007/10/27 @ワッハ上方レッスンルーム

  • 笑福亭呂竹 「寄合酒」
  • 林家染左 「牛ほめ」
  • 笑福亭遊喬 「胴切り」
  • 林家染左 「始末の極意」
    ―― 中入り ――
  • 林家染左 「小倉船」

※ 第 30 工区


 最近観た何度かの高座でメキメキ腕を上げた感があったんで、期待してひさびさに染左さんの会へ。が、こちらの期待とは裏腹に、入りはちょうど 30 人とさびしい入り。


 開口一番は「女風呂の《呂》に竹輪の《竹》で呂竹」。軽いマクラから「寄合酒」へ。基本どおり丁寧に。飲み会を仕切る男(ツッコミ役)の困り具合がええ感じ。

 染左はまず NHK 連続テレビ小説『ちりとてちん』の裏話をいろいろ。師匠の林家染丸が落語監修をしているため、その手伝いでちょくちょく収録にも立ち会ってるそう。
 1 席目は「牛ほめ」。喜六(的男)と池田の旦那の対比が視覚に訴えるほど明瞭。クスグリのいちいちがわかりやすく、後半は池田の旦那がボケてみたりと笑いのかぶせ方も新鮮。最後は「屁除け魔除けになって、第一、牛穴が隠れます」と念入りに。

 ゲストの遊喬はマクラから独特の空気を振りまきつつ、恐い話から「胴切り」を。斬られた男の足を見台の上で指を使ってあらわしながら「ついてきてや~」がたのしい。胴からの伝言で足のところへ行くと、足が「あんまり女湯ばっかり見んように。フンドシが傷んでしょうがおまへん」。

 染左の 2 席目は、ちょっと遊喬にビビりつつ「始末の極意」をフル・ヴァージョンで。やはりここでも始末家のふたりの対比がお見事。

 中入りをはさんで染左の 3 席目は「小倉船」をたっぷり。荒唐無稽な展開とハメモノの賑やかさで SF 活劇風。芝居の所作もきっちりと違和感なく。堪能。


 染左さんの会は「真面目な勉強会」って印象です。きっちり稽古を積んだ噺を観てもらいます、って感じ。前売り予約 1,200 円ってことを考えると、えらいお得感があります。

 次回は 12 月 22 日(土)です。

林家染左展示室

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