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文太の会 in 高津の富亭

2007/10/7 @高津宮・高津の富亭

【文太の「贋作あれこれ」】

  • 桂文太 《開口 0 番》
  • 桂文太 「崇徳院」
  • 桂文太 「足上がり」
  • 桂あさ吉 「抜け雀」
  • 桂文太 「すっぽん三次」


 先日の 『たまのフレンドリー寄席β』 で文太さんの良さを再確認。やっぱり文太さんはええなぁ、もっと観とかんといかんなぁ、とさっそく。
 ザッと 50 人くらいでしょうか。男性客がほとんどです。


 まずはいつもの文太の開口 0 番。話題は、中元や歳暮で酒に困らない、高岡美樹への出演依頼、パソコン教室への妄想と現実、等々。

 文太の 1 席目は「崇徳院」。登場人物がみなやわらかい、あったかい雰囲気。丁寧でありながらトントントンと心地良いテンポ。散髪屋の鏡が割れて‥‥のサゲ。

 2 席目は、ゲストのあさ吉が「鳴り物の名手」(文太・評)だと云うことで「足上がり」を、大向うの話で存分に遊んでから。丁稚の定吉が旦那に 2 円で買収されてあっさり口を割るくだりが、なんともおかしい。バレてるとも知らずに番頭は軽いノリで、その後の芝居の真似事は雰囲気たっぷり。

 ゲストのあさ吉は、マクラで海外公演にまつわる話いろいろから、美術館の話につないで落語本編へ入ろうとするも、「ここにございました‥‥これは旅ネタに入るときですね」と、いきなり間違える。
 あさ吉の「抜け雀」は何度か観てるが、のんびりした宿屋の主人があさ吉のニンに合った感じ。この日は時間を気にしてか、後半がやや走り気味で荒い印象に。

 文太の 3 席目は、マクラでいろんな職業の大事なこと。落語の場合は、しゃべり、仕草、サゲ。講談の場合はサゲがなく切れ場で終わる。ひとしきり講談をクサしてから「すっぽん三次」へ。
 船場の大店のひとり娘のお花と手代の藤七が深い仲になる。出入りの男が事情を聞き出し、藤七を説得してふたりを別れさせる。藤七を追いかけるお花。これに目を付けたのがすっぽん三次。悪辣なすっぽん三次がどうなるか‥‥と云うところでお時間。マクラの振りが効果的。


 いやはや、贋作の「すっぽん三次」には参りました。元ネタがなんなのかも気になるところです。マクラの流れからすると講談からかな?
 文太さんのたっぷり 3 席でほっこりした満足感です。

 次回は 11 月 4 日(月)、ゲストは林家卯三郎さんです。

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