« 文楽 11 月公演 | トップページ | 育っちゃったらくご! »

繁昌亭夜席 文福仲よし落語会

2007/11/12 @天満天神繁昌亭

  • 桂まめだ 「子ほめ」
  • 桂坊枝 「ちりとてちん」
  • 桂勢朝 「ハイウェイ歌合戦」 (作:小佐田定雄)
  • 千田やすし 《腹話術》
  • 桂文福 「豆屋」
    ―― 中入り ――
  • 《座談会》
  • 桂福楽 「上燗屋」


 最近の繁昌亭主催の夜席はテーマを設定した番組が多いようで、この日は文福一座興行。福楽さんや勢朝さんが出演と云うことで行ってみました。
 立ち見も出る盛況は販促をがんばったようで、夜席にもかかわらず 100 人の団体客が。取ってくるのもスゴいですが、それを受け入れられてしまう前売り状況ってのも‥‥。


 開演前にお茶子の桂ぽんぽ娘が上方落語協会誌『んなあほな』と上方落語協会手拭いの販売。これが長過ぎ。

 トップのまめだは「子ほめ」を訥々と。

 つづく坊枝は、まずまめだに関するエクスキューズ。曰く「リハビリ中です」。ネタの「ちりとてちん」は、まめだとの対比でえらい勢いに聞こえる。

 そして勢朝はあいかわらずのハイ・テンションで「ハイウェイ歌合戦」。商店街の慰安バス旅行の噺で、某球団 T ゆかりの名前が次々に登場し、ええ歌声を聞かせる。なぜかこの商店街に関係ない亀田さんも登場。

 吉田拓郎の“結婚しようよ”にのって千田やすしが出オチで登場。腹話術の方はごくスタンダードに。

 中トリの文福は、ダジャレづくしに落語教室に相撲甚句と、いつものフルコース。そのまま終わるかと思いきや、売り声いろいろから「豆屋」へ。ドスの効かせ具合がなかなか。

 中入りをはさんで、出演者が全員揃っての座談会はこれと云ったテーマもなくグダグダに。そこがまたおもしろかったりするから不思議。泊まりが好きな文福座長のエピソードがなんともたのしい。近所で飲んでた桂都丸も飛び入り。最後にまめだがぽんぽ娘に叱責されながら皿回しをサービス。

 トリの福楽は文福座長に軽くボヤいてから「上燗屋」を。追い燗させた酒が熱すぎるから冷や酒でうめろと云う酔っ払いに、上燗屋の親父は「勘定がややこしくなるから」と拒否。それに怒った酔っ払いが「この屋台、潰したる」とガタガタさせて脅し、それで豆が盛り皿からこぼれると云う、福楽らしく因果もきっちり。付き物のおからを食べるのに鰯をめくったり、ここらも芸が細かい。
 酔っ払いが道具屋で両替代わりに仕込み杖を買ってきて、上燗屋をビックリさせるところまで。押してたんであっさりめに、それでも酔っ払いの酔態や、それに応対する上燗屋や道具屋を丁寧に。


 全体にゆるぅ~い雰囲気の会でした。そんななか、福楽さんはさすがですねぇ。会の雰囲気はそのままに、それでいて細かいところまできっちり。時間があれば「首提灯」まで演っただろうと思うとチと残念でしたが、満足感の得られた高座でした。

天満天神繁昌亭
文福部屋

|

« 文楽 11 月公演 | トップページ | 育っちゃったらくご! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 繁昌亭夜席 文福仲よし落語会:

« 文楽 11 月公演 | トップページ | 育っちゃったらくご! »