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遊方のゴキゲン落語会

2007/11/27 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

  • 月亭遊方 《幕開前戯噺》
  • 笑福亭鉄瓶 「テープレコーダー」 (作:笑福亭鉄瓶)
  • 月亭遊方 「酔いどれ交番所」 (作:月亭遊方)
    ―― 中入り ――
  • 月亭遊方 「訪問者」 (改:月亭遊方)

※ 第 23 回


 『月亭会』でも爆笑を届けてくれた遊方さんの定例勉強会。ザッと 45 人ほどと、なかなかの入り。遊方ブームの兆しあり、です。


 まずは遊方のトークから。会場アンケートを取ると、遊方の落語が初めてと云う客が 4 分の 1 くらい。遊方自身がちょっと動揺。
 電車の座席をめぐる「事実は小説よりも奇なり」な体験談をいろいろ。しっかり笑わせてもらう。

 落語は鉄瓶から。初めてだが、ジャニーズ崩れみたいな男前。鉄瓶ファンも多数詰め掛けてた模様。
 自作の「テープレコーダー」は、鉄瓶自身の中学生時代の体験談を落語化した、いわば《私落語》。母親のいびきを録音したことに端を発する噺。エピソードの特異性が弱いため、もうちょっと脚色が必要か。口跡は良いだけに残念。古典も聴いてみたい。

 遊方の 1 席目は、よく職務質問されるって話から、警察や交番にまつわる話いろいろをマクラに、自作の「酔いどれ交番所」を。交番に酔っ払いが訪れて‥‥って噺。前半の酔っ払いが警官に絡むくだりもさることながら、後半の帰りかけた酔っ払いが事件を知らせにくるくだりがおもしろい。事件性がないとわかってても現場へ行かなければならない警官のつらさが、繰り返しとともに笑いに。警官にお仕置きとばかりに耳を引っ張られる酔っ払いがおもろい。

 中入りをはさんで遊方の 2 席目は、弟子修業時代に気が回らなくて怒られた話や、病院で堂々と携帯電話を使う空気の読めない男の話をマクラに、古典「嫁の下駄」を現代版に改作した「訪問者」を。初めての結婚記念日を夫婦ふたりで祝おうとしたところに、空気の読めない男が訪ねてくる噺。男の空気の読めなさ具合もさることながら、だんだんリアクションが大きくなる妻のツッコミがおもしろ過ぎ。


 遊方さん自身は「アルバムからシングル・カットできるか試してるネタ」みたいなことを云われてましたが、なんのなんの、どっちもなかなかのおもしろさ。今回は 2 席ともイライラが笑いに転換するパターンの噺でしたが、遊方さん独特の所作がたのしかったです。

 次回は来年 2 月 1 日(金)です。

遊方 FOR YOU!

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