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月亭会

2007/11/25 @アークホール

  • 月亭八方 《ごあいさつ》
  • 月亭八光 「ちりとてちん」
  • 月亭遊方 「絶叫ドライブ ~彼女を乗せて~」 (作:月亭遊方)
  • 千樂一誠(舞踊千樂会) 《創作舞踊》
  • 八方・一誠 《対談》
  • 月亭八方 「稽古屋」

※ 第 1 回


 八方さんが中心になって一門の会がスタート。八方ファンには朗報です。
 事前に前売り券を買いに会場へ行ったんですが、かなり狭い空間でビックリしました。前売りも 80 名程度で締め切ったそう。


 開演 20 分前から八方が登場し、客と会話しつつ、あれやこれやとおしゃべり。照明や高座セット、座席作りに急遽レンタルした畳 20 枚と、設営だけでもかなりお金がかかったそう。「畳 1 枚 2 千円ですわ。ここらのぶっちゃけ具合は大阪ならではか。
 八方がラジオで 1 度だけ宣伝したのを聴いて来た客も多く、落語が初めての客がほとんど。そう云う意味では繁昌亭昼席に近い客層。

 開演時間になって、引き続き八方がごあいさつ。この会のルールとして「火事になったら、まず芸人から」。あとは番組案内を簡単に。

 落語は八光から。登場するなり客席から「八光ちゃんや」の声。さすがはテレビの人気者。町で出会った「ど~でもええ」話でしっかり笑わせる。
 「ちりとてちん」は南光の型だが、序盤の喜六の物喜びを(なぜか)ナレーションであらすじ紹介。あとはきっちりだっただけに、なぜ序盤をムリヤリ端折ったのか疑問。笑いが減るように思うが‥‥。

 テレビの人気者にはさまれて、知名度の低い遊方は不利な状況だったが、マクラのバス・ガイドの営業や教習所でのエピソードから笑い多し。
 乗り物つながりで、自作の「絶叫ドライブ ~彼女を乗せて~」へ。運転免許取り立ての男が彼女を乗せて初めてドライブ・デートに行く噺。緊張しまくりでメチャクチャな運転になる様子に、客席は大爆笑。

 “きよしのズンドコ節”に乗って千楽一誠が登場。白塗りメイクで艶っぽい。丸々 1 曲分きっちり踊る。
 八方が登場して対談に。ふたりが出会ったきっかけから、日本舞踊を中心に稽古事についてあれこれ。千楽会流のストレッチなんかも紹介。八方に云わせれば、日本舞踊には「ゴルフが上手くなる」「落ちてる物が拾いやすくなる」効能があるそう。

 トリの八方は、対談に続いて稽古事の話から。娘婿に習っている長唄にまつわる話をたっぷり。「鼻濁音(が行で鼻から息を抜く)が難しい」ってだけでしっかり笑わせる。
 「稽古屋」は最近よく掛けてるだけに手慣れたもの。前半の色事根問は軽快なテンポ。現代を思わせるクスグリも違和感なく、ここらは八方ならでは。後半は、営業後の稽古屋に喜六的男が訪れる設定で、稽古屋の師匠と男とがサシで稽古。踊りはダメ、長唄もダメ、サジを投げかけた師匠が地唄の「すり鉢」を覚えてくるようにと宿題に。サゲはその「すり鉢」の歌詞から。


 ちょうど 2 時間ぐらいでしたが、サービス満点の八方さんのトークもありましたから、実質 2 時間半くらいのボリュームでした。八方ファンにはたまらん会です。
 今後は月 1 回くらいのペースで開催し、勉強会としてネタ下ろしもするそう。落語に燃える八方さんの今後がますますたのしみです。できれば大師匠の可朝さんも引っ張り出してほしいところです。

 次回は 12 月 23 日(日)の予定です。

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