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枝三郎冬の陣

2007/12/29 @天満天神繁昌亭

【未成年者入場禁止の会】

  • 桂枝三郎 「時計屋」
  • 桂三金 「尻餅」
  • 桂枝三郎 「女護ヶ島」
    ―― 中入り ――
  • 内海英華 《女道楽》
  • 桂枝三郎 「紀州飛脚」


 読売新聞の優待客が多数で、開場前はなんとなく混沌とした雰囲気。チケットぴあのシステム停止も混乱に拍車をかけた様子。
 入りは 1 階がほぼ埋まり、2 階にもお客さんが。ちょっと気になったのが、この会は艶笑噺特集で未成年者入場禁止のはずなのに親子連れがいたこと。すぐに帰られたようですが、しっかりされてる枝三郎さんの会にしてはチェックが甘かったですね。


 まずは枝三郎が、挨拶代わりに艶笑小咄から。地方ではちょいちょい演るそう。
 ネタの「時計屋」も短い噺で、妊娠したかもしれない女性が産婦人科と間違えて時計屋に電話をかけてしまい、双方勘違いでやり取りが進行。サゲはストンと。

 三金は『大銀座落語祭 2007』前後の運の悪さをマクラに、「尻餅」をたっぷり。三金が演ると貧乏世帯の夫婦も陽気な雰囲気に。

 枝三郎の 2 席目「女護ヶ島」は、絵本に出てくる女護ヶ島へ行ってみる噺。小人国、大人国、手長島、足長島なんかを経て、女ばかりの女護ヶ島へ。一眼国がクスグリになってたり、前半は不思議満載。女護ヶ島へ到着してからは楽園か苦園か。

 中入りをはさんで、英華が端唄や都々逸など粋なところを。

 枝三郎の 3 席目は、自分で企画したものの同じようなんばかり演るのはツラいと云いつつ、艶笑小咄をはさんで「紀州飛脚」へ。
 立派なイチモツを持った男が旦那に頼まれて和歌山へ飛脚仕事。途中で小便がしたくなるも、面倒くさいと走りながら垂れ流し。それが狐にかかり、親子狐が仕返しを‥‥と云う噺。後半の展開はかなりムチャで、バカバカしくもおもしろい。


 めずらしいところをいろいろ聴かせていただき、なかなかたのしめた会でした。いま、艶笑噺を演られる方は少ないんで、貴重な機会だったかも。染雀さんあたりと組んで、数人で艶笑噺の会をってのも良いかもしれませんね。

桂枝三郎の部屋

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