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桂佐ん吉 桂ちょうば 二人会

2007/12/30 @天満天神繁昌亭

  • 桂佐ん吉 「寄合酒」
  • 桂ちょうば 「昭和任侠伝」 (作:桂春蝶)
  • 桂佐ん吉 「高津の富」
  • 桂ちょうば 「肝つぶし」

※ 2 日目


 朝はどうも苦手なんですが、ラジオ大阪『まもなく夜明け 米朝事務所です』に佐ん吉さんがゲスト出演されたときにこの会の宣伝をされていて、中日の演目が師匠の吉朝さんに最後に付けてもらった“プレミアム”「高津の富」だそうで、それをたのしみに行ってみることに。ちょうばさんと組んでの会と云うのもプラス要因。
 朝に雨が降って、ラジオで「前売りが 3 日分合わせて 50 枚しか売れてない」と云ってたんで入りが心配でしたが、この日は 130 人くらい入ってたみたいです。なかなかの健闘でしょう。


 佐ん吉の 1 席目は「寄合酒」。この日がネタ下ろしだったそうだが、全部入りで基本どおり忠実に。「ぼんぼん、噛もか!」での小拍子を使った鰹節の見立ては、張り扇を高座へ持って出るのを忘れたがゆえの緊急措置だったそう。(他の噺家が演ってるように、手拭いを丸めて使っても良かったかも)
 2 席目は「寄合酒」の言い訳をしてから「高津の富」を。全体に軽い印象で、金持ちぶった男の貫禄なんかもまだまだ。それでもネタはきっちり入っていて、しっかり稽古をしたことがうかがえる。走ることもなく、所どころに独自のクスグリや佐ん吉らしさが見られ、好印象の高座。

 ちょうばの 1 席目は、映画「武士の一分」のストーリーをバラしてから「昭和任侠伝」。ヤクザ映画を観てその気になる男の噺。任侠にあこがれてなりきる男の調子の良さがちょうばにピッタリ。
 2 席目はマクラで、椎間板ヘルニアで入院したときの話。病気つながりで「肝つぶし」へ。前半の、兄貴分の男と恋わずらいした吉松とのやり取りは、兄貴分の貫禄もなかなか。その男が自宅に戻り、寝てる妹に包丁を振り上げる場面で流れてしまい、バタバタッと終わってしまって残念。


 おふたりともまだまだな部分も散見されましたが、まだまだ前座で出ることがほとんどでしょうから、この日に演ったネタを高座にかける機会もそれほどなかったと思います。それを考えると、いずれもこれからに期待できる高座でした。
 終演後、おふたりがお客さんをお見送りされてましたんで、記念の寄せ書きサインをミニ色紙にしてもらいました。

 このあと、うどんで腹ごしらえして一路、京都の氣樂堂へ。

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