RAKUGO BANK
2007/12/14 @りそな銀行御堂筋ビジネスソリューションプラザ
- 桂三四郎 「お忘れ物承り所」 (作:桂三枝)
- 林家花丸 「たいこ腹」
- 桂小春團治 「池田の猪買い」
※ 第 9 回
予定していた忘年会が延期になり、初めてこの会へ。出張先から直行しました。銀行のロビーでの会と云うことで、ソファー席もあります。そこだけなんだかゆったりゴージャスな雰囲気。
50 席ほど用意されたところに 30 人くらいの入り。やや遅めにスタートの会なんですが、場所が転々としてるんで固定客の定着が難しいんでしょうか。
トップはかなり長髪になってきた三四郎。たっぷりめのマクラから、師匠の三枝作品で「お忘れ物承り所」。演り慣れてる感じで口跡良く、時事ネタのクスグリを入れたりする余裕も。語り口にやわらかさが出てきた感じ。
つづく花丸はおなじみのマクラで笑わせ、幇間の話から「たいこ腹」へ。幇間の調子の良さが花丸にピッタリ。旦那と幇間とのやり取りにも花丸らしいクスグリが随所に。極め付けはいよいよ旦那が幇間に鍼を打とうとする場面。旦那の練習台になって死んだタマと幇間があの世で邂逅。ここらのセンスがスゴい!
トリの小春團治は薬のネーミングに関する考察から、薬つながりで季節ネタの「池田の猪買い」をきっちり丁寧に。喜六的男のとぼけ具合が上々。全体の流れが自然で、そこらに何気ない工夫が感じられる。
それぞれ 25 分ぐらいの持ち時間で、トータル 75 分。3 席いずれもたのしめ、これで 1,000 円はお得ですね。
とくに花丸さんの「たいこ腹」が、以前観たときよりもかなりヴァージョン・アップしてて爆笑。会場のウケもいちばん良かったです。
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