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文太の会 in 高津の富亭

2008/1/6 @高津の富亭

【文太の贋作あれこれ】

  • 桂文太 《開口 0 番》
  • 桂文太 「代脈」
  • 桂文太 「高倉狐」
  • 桂米左 「たいこ腹」
  • 桂文太 「立ち切れ線香」


 ちょい早めに行って周辺散策。ついでに高津さんで初詣をと、お参りしておみくじを引くと、これが凶。ヘコまされるなぁ‥‥。
 なぜかこの日はお客さんが続々と詰めかけ、50 人以上は入ってたと思います。膝送りしてもらった方が良かったようにも思いますが‥‥。


 開演前に恒例の文太さんのおしゃべり。2007 年を「偽」から振り返っていろいろ。佐ん吉雨男説の検証が興味深い。
 文太が「高倉狐」を演る際には高倉稲荷をお参りするそうだが、荒れていた社がいつの間にかきれいになっていたそう。片岡孝夫が仁左衛門を襲名する際に改修したとか。

 文太の 1 席目は歯医者でのエピソードをおもしろおかしくマクラに、医者つながりで「代脈」を。大先生と州達の会話がほのぼの。芋や羊羹にこだわる州達がおかしい。若先生こと州達が人力俥に乗って先方へ。ええ加減だが憎めない州達のキャラがたのしい。

 つづけて文太の 2 席目「高倉狐」は、狐が化けるところを見た男が、逆に狐をだます噺。狐に騙されないかと疑いつつ飲み食いする男の首尾がお見事。サゲの、疑心暗鬼になった狐のセリフがなんともおかしい。

 ゲストの米左はマクラで幇間と噺家の人数比較。バカバカしい対比なのに興味深い。たっぷりめのマクラから「たいこ腹」へ。幇間の茂八にもう少し軽さがほしいところだが、若旦那の納まり具合はなかなか。

 文太の 3 席目は、師匠の桂文枝も得意にした「立ち切れ線香」。文太が演ると、若旦那をしつけようと云う番頭の厳しさよりも、全体にやわらかさが感じられる丁寧な語り口。セリフや演出で、吉朝の型との細部の違いが興味深い。


 文太さんはあいかわらずたっぷりで、この日もまんぷくでした。
 この日は今年のテーマ《「立ち切れ線香」を観る》の第 1 弾でした。文太さんのは若旦那をみんながやさしく包み込んでるようでした。米朝師匠と文枝師匠の違いもあちこちにあって、聴き比べのようなおもしろさもありました。

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