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売名高座 遊方・花丸・かい枝のチャレンジ落語会

2008/1/21 @道頓堀極樂商店街 ゑびす座

【「リレーする必要ないやんっ」な短いネタのリレー落語でエンタメチャレンジ!?】

  • 笑福亭智之介 「狸の賽」
  • 林家花丸 「壺算」
  • 月亭遊方 「公園の幼児ん坊」 (作:月亭遊方)
  • 桂かい枝 「胴乱の幸助」
    ―― 中入り ――
  • リレー落語 「犬の目」

※ 第 6 回


 前回はなぜか(と云うと失礼かもしれませんが)大入りだったんですが、今回はやや落ち着いて 30 人くらい。前回から配布されるようになったコピー本には「師匠と私」と云うテーマのエッセイが。


 開口一番の智之介は、マクラ代わりの小咄で苦労しながらも客席をほぐせず、そのまま「狸の賽」へ。きっちりテンポも良いが、なかなか笑いにつながらず。笑福亭だからか、口汚いセリフがチラホラ。

 花丸はまず、仕事で北海道へ行ったときの話をたっぷり。おもしろさ的にはまだまだで、ネタおろしのマクラだったのかも。
 「壺算」は、布袋さんの置物が水壺を割るところから。ちょこちょこと独自のクスグリも。終盤の、計算が合わずにイライラする瀬戸物屋の描写が割愛されてて残念。

 遊方は、繁昌亭の大入り袋に食い付くド厚かましい大阪のおばちゃんの話や、昭和のママさんの少年野球でのエグい応援の話など、こちらもマクラたっぷり。
 「公園の幼児ん坊」は、幼児を遊ばせるために公園へきた父親同士の会話劇。片一方の父親の非常識っぷりが笑いに。

 時間の都合で、かい枝はすぐさま「胴乱の幸助」を。前半で幸助の貫禄不足が気になったが、それ以上に稽古屋での浄瑠璃がどうもダメ。幸助がいざ京都へと云うところまで。

 中入りを挟んで、かい枝→花丸→遊方の順で「犬の目」のリレー。
 かい枝は、目を患った男が目医者へ行くところまで。ふらふらと歩く男が、最後は川に落ちてしまう。
 それを受けた花丸は、川に落ちて流される体でクルクルと客席まで。気が付くと、男は釣りにきていた目医者に釣り上げられたそう。目をくり抜いて治療してもらうも、犬に食われてしまう。
 目医者と助手がもめてるところで遊方に交代。患者の目を食べた犬の目を抜くも、花丸のときと抜き方が違う。犬の目を入れられた男の副作用が増量。困ったらすぐヤクザが出てくるのはなぜ?
 終わってから 3 人で公開反省会。


 19 時スタートで 22 時前まで。時間たっぷりでしたが、お客さんとの相性が悪かったのか、全体にやや盛り上がりに欠けました。
 リレー落語は初の試みにしてはなかなかだったと思います。前のふたりが元の噺にない設定をいろいろ入れ込めば、あとの出番の人が困ってもっとおもしろくなるかも。

 花丸さんも指摘されてましたが、この会場は空調の風切り音がヒドくて、常時「シュー」と云う音が耳に付きます。なんとか改善していただきたいです。

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