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上方落語一心寺亭

2008/1/3 @一心寺シアター倶楽

  • 桂阿か枝 「金明竹」
  • 桂団朝 「近日息子」
  • 桂小春團治 「アーバン紙芝居」 (作:桂小春團治)
    ―― 中入り ――
  • 海老一鈴娘 《太神楽》
  • 桂春團治 「高尾」

※ 3 日目


 前日に引き続き一心寺の会。この日のお目当てはもちろん三代目。「新年は春團治師匠の落語から」と云うお客さんも多いようで、遠方からはるばるこられた落語ファンのお姿も。
 この日はひな壇席の前のパイプ椅子が 2 列から 3 列に増えてました。もちろん大入り満員です。


 トップは阿か枝。「人にものを教えるのは難しい」と云うマクラでひと笑い取ってから「金明竹」へ。来客にムチャな断り方をする丁稚と、それを叱る旦那の対比がたのしい。後半、加賀屋の使いのたて弁はお見事。聞き取れない御寮人が困ってごまかす様子が秀逸。

 つづく団朝はトントントンとマクラをつないで「近日息子」へ。近所の連中がくやみに行こうとする場面、間違いを適当にごまかす男に腹を立てる男の怒りっぷりが団長のニンにぴったり。徐々に激昂する様がおかしい。

 中トリの小春團治は自作の「アーバン紙芝居」。脱サラで始めた紙芝居屋と、そこに集まった現代っ子たちのやり取り。子どもたちのキャラが立ちまくりで、ここらは小春團治の真骨頂。

 中入りを挟んで、鈴娘の太神楽。おなじみの包丁を使った皿回しでは、客席から感嘆の声が漏れる。正月にふさわしく、華やかな彩りに。

 トリの春團治は新年の挨拶から、すぐさま「高尾」へ。観客は笑うモードにスイッチし、ちょっとしたクスグリにも反応。
 序盤は所々でろれつの怪しい場面が見受けられるも、煙に浮かぶ高尾の登場はさすがの一言。その後の喜六と薬屋とのやり取りや、喜六がカンテキを前にしての妄想シーンは、喜六のウキウキ感がしっかり伝わる。


 春團治師匠は、観たかった「高尾」を演ってくれてラッキーでした。ほかのみなさんにもたっぷりたのしませていただきましたし、満足度のかなり高い会でした。

一心寺シアター倶楽

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