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桂吉弥の新お仕事です。 in 繁昌亭

2008/2/14 @天満天神繁昌亭

  • 桂さん都 「強情灸」
  • 桂吉弥 「かぜうどん」
    ―― 中入り ――
  • 桂紅雀 「いらちの愛宕詣り」
  • 桂吉弥 「立ち切れ線香」


 今年はいろんな噺家さんの「立ち切れ線香」を観ようと思ってまして、この日は吉弥さんがネタ出しされてたんでチケットを取りました。なんとこの会、ドラマ『ちりとてちん』効果もあってか 3 日ほどで完売。取れて良かった~。
 で、もちろん大入り満員で、立ち見のお客さんも。やっぱり女性率高し。1 階席後方の補助席はなく、収録用のカメラが入ってました。ソフト化されるのかもしれませんね。


 トップのさん都は、おなじみの教育関係者向けの会でのひとコマをマクラに「強情灸」を。強情な男が腕にお灸を据え、その火が下りてきた瞬間の表情が秀逸。やせ我慢する様がまたお見事。

 ひさしぶりの紅雀は、おなじみの 1 日郵便局長での顛末をマクラに「いらちの愛宕詣り」を。おっちょこちょいな失敗を繰り返すいらちの男に、嫁がツッコむ「あんたそれ、いらちと違うんとちゃうか?」と云うセリフに納得。

 吉弥の 1 席目は「桂吉弥、またの名を徒然亭草原と云います」から、ドラマ『ちりとてちん』の影響で顔を指されることが多くなった話などをマクラに、物売りの売り声いろいろから「かぜうどん」へ。安定感抜群だが、うどん屋の売り声にもう少し冬の寒さがほしいところ。陽気な酔っぱらいはあいかわらず上手い。

 2 席目は、内弟子時代に桂米朝のお供で祇園のお茶屋へ行ったときの話をマクラに、線香で時間を計ったことを解説してから「立ち切れ線香」へ。師匠の桂吉朝の型でキッチリと。笑わせるところは少ないが、番頭が三文ガンほど笑うところなど、ちょっとしたところに自身の色を加えてるのが意欲的。


 吉弥さん、あいかわらず上手いですねぇ。ただ、もうちょっとゆっくり間を取ってしゃべっても良いような‥‥と思わされる場面がチラホラ。逆に云えば、まだまだ伸び代があるってことでしょう。
 吉弥さんも良かったんですが、トップのさん都さんがメチャクチャ良かった! ニンに合った噺ってのもあると思うんですけど、苦悶の表情を浮かべつつやせ我慢を口にする男が抜群で。今後がたのしみです。

 この日は吉弥さん目当てのお客さんが集まったため客席の雰囲気も良く、非常にええ会でした。これからますますチケットが取りづらくなりそうです。

桂吉弥ホームページ

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