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快楽亭ブラック毒演会

2008/2/11 @TORII HALL

【快楽亭ブラック最新 CD『下ネタ』発売記念】

  • 快楽亭ブラック 「味噌蔵」
  • 快楽亭ブラック 「お血脈」
    ―― 中入り ――
  • 快楽亭ブラック 「全女番」 (作:快楽亭ブラック)
  • 快楽亭ブラック 「オマン公社」 (作:快楽亭ブラック)


 今回はひさびさの CD 付き落語会。新シリーズ『成人落語アワー 下ネタ』には「紀州飛脚」「艶笑小咄」「抜けマラ」が収録されてて 2,100 円です。
 入りはいつもどおり 40 人ほど。ブラックさんの会だけに、かなり独自の固定客が付いてる感じです。


 1 席目のマクラに、東京のとあるちゃんこ屋で聞いてきた話。その店を訪れた桂ぽんぽ娘が「自分がドラマ『ちりとてちん』の主人公のモデルだ」と吹聴してたそうな。貫地谷しほりがぽんぽ娘? となると、渡瀬恒彦が演じる師匠役のモデルは桂文福? となると、この先の『ちりとてちん』の展開が読める!?!?
 前半は古典で、まずは「味噌蔵」は、味噌屋のケチな旦那が留守の間に、店の連中で酒宴を開く噺。意外とオーソドックスだが、下男の権助が注文するラーメンが SM チック。上方では聞かないネタだが、酒宴でハメモノを入れられるんで上方向きかも。

 つづいて 2 席目は、最近は神社仏閣を訪ねることが趣味になってきたと云う話から、仏教の起こりなどから。そのまま日本の神道や仏教伝来、さらに善光寺の話へとつないで、自然な流れで「お血脈」へと。ここらの構成はお見事。
 善光寺の《血脈の印》のおかげで地獄が閑古鳥。地獄で国会審議のような対策会議の結果、石川五右衛門を派遣して血脈の印を盗ませることに。
 JR「長野」駅に降り立った五右衛門は、駅前の「ホテルサンルート長野」に逗留。そこで観た有料ビデオに興奮し、若い女性マッサージ師を呼ぶも生理で「月経かな、月経かな~」。バカバカし過ぎ。「三十石」や「地獄八景亡者戯」の一節を挟んだり、遊びふんだんに。

 中入りを挟んで 3 席目は、相撲界の裏話あれこれから。龍虎に聞いた話や、青葉城とのエピソードなど。格闘技つながりでプロレスの話へと、マクラたっぷり。
 唐突に落語へ。「湯屋番」かと思ったら、若旦那が紹介されたのが全日本女子プロレスで「全女番」。女子プロレス自体が下火になった現在では、とくに若い人には通じないかも。

 最後は橋下大阪府知事の話題から、立川談志の選挙活動など。そのあと始まったのが「ぜんざい公社」のパロディーで「オマン公社」。もちろん現在の財務大臣が登場。これはもうブラック十八番で、役所の人間の慇懃な口調がなんともおかしい。じっくりたっぷり。


 4 席たっぷりで 2 時間半。しゃべり倒しでした。古典に躊躇することなく現代のクスグリを入れてくるんですけど、ブラックさんならなんでも OK な感じがします。今回は「お血脈」が出色の出来でした。
 2 席目以降も文福・ぽんぽ娘師弟のネタを引っ張りまくりで、あっちこっちで出てきてました。大阪向けのサービスでしょうね。

 次回は 4 月 5 日(土)です。次回は CD が付きませんのでご注意を。

快楽亭ブラックの出直しブログ

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