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福楽の底力

2008/2/22 @天満天神繁昌亭

  • 笑福亭たま 「いらち俥」
  • 桂福楽 「ふぐ鍋」
  • 笑福亭福笑 「もう一つの日本」 (作:笑福亭福笑)
  • 桂福楽 「寝床」

※ Vol. 13


 福楽さんの勉強会が、会場を上方亭から繁昌亭へ移しての第 1 弾。補助席も出て、いつもの 10 倍以上は入った感じ。隔月開催で、今後は師弟をゲストに迎えるようです。


 開口一番のたまは新聞の三面記事ネタで笑わせてから「いらち俥」へ。キッチリ 15 分枠に収まるよう刈り込まれてスッキリ。わかりやす過ぎるほど拡大されたクスグリと猛烈な勢いで笑い多し。

 ゲストの福笑は職業のカタカナ語化に物申してから「もう一つの日本」を。英語が苦手な社員が、商談のために訪れたアメリカ人の相手をする噺。福笑ならではの言葉へのこだわりが満載。コミュニケーションを取れずにイラつき出し、徐々にテンションの上がる様がおかしい。

 メインの福楽の 1 席目は、今年開催予定の自身の会の宣伝をたっぷり。繁昌亭で偶数月に『福楽の底力』、雀のおやどで 3 の倍数月に『ウラ福楽』、そのほか奇数月にも他の方と会をするよう。
 中国製冷凍餃子の話題から食べ物の話題をつないで「ふぐ鍋」へ。福楽らしいやわらかさで進めつつ、キレ芸をアクセントに。

 福楽の 2 席目は、芸能いろいろの対比をマクラに「寝床」を。登場人物の性格が出るよう適度に会話がふくらまされてて、噺全体がより立体的にたっぷりと。旦那のスネ具合が秀逸。


 福楽さんは体調もかなり戻られたようで、ネタでは演出でテンションを上げる場面もありますが、マクラなんかでは落ち着いた語り口でした。大入りでしたし、気合いも入って気持ち良く演られてたんではないかと思います。とくに「寝床」は以前観たときよりもかなりええ感じでした。
 そんな福楽さんを立てるように、福笑さんがやや若干ちょっとだけ抑え気味に演られてたのが印象的でした。

 次回は 4 月 17 日(木)、ゲストは桂雀三郎さんと桂雀五郎さんです。

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