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繁昌亭昼席

2008/2/10 @天満天神繁昌亭

  • 林家染太 「時うどん」
  • 桂こけ枝 「手水廻し」
  • 月亭遊方 「奇跡のラッキーカムカム」 (作:月亭遊方)
  • 桂三象 《舞踊》
  • 笑福亭仁福 「子ほめ」
  • 桂かい枝 「堪忍袋」
    ―― 中入り ――
  • 露の吉次 「夢見の八兵衛」
  • 森乃福郎 「煮売屋」
  • 笑福亭鶴笑 「パペット落語 立体西遊記」 (作:笑福亭鶴笑)
  • 笑福亭福笑 「釣道入門」 (作:笑福亭福笑)

※ 第 72 週


 トリが福笑さんと云うこともあってか、11 時半過ぎですでに満員御礼の札止め。あいかわらず繁昌亭昼席の入りはスゴいです。


 トップの染太「時うどん」は二人ヴァージョンで、頭で食うはずの清八が顔で食うと云う予想外の展開。時間枠の都合で早送りになってしまってたのが残念。

 つづくこけ枝はひさしぶり。ツルツル頭で笑いを誘ってからの「手水廻し」は、見本のような高座。田舎宿の連中の田舎弁が弱かったが、意図的な演出か?

 遊方はおばちゃん話で共感を得るも、雑誌の裏のインチキ・アクセサリーでは共感を得られず、不安な表情のまま「奇跡のラッキーカムカム」へ。先輩に金を借りて幸運グッズを買おうとする後輩の噺。クスグリのこまかさがおもしろい。

 三象は自己紹介から漫談的にいろいろしゃべりつつ、徐々におかまチックな雰囲気に。高座でメイクし、袖に引っ込んで早変わり。大川栄策の“女の街角”を 3 番まできっちり踊る。

 仁福は出てくるなり目の前の観客のあくびにガックリ。うだうだ云いつつ「子ほめ」へ。細部はかなり雑だが、独特のフラでなんとも云い難い味がある。

 かい枝は女性の話、嫁の話、祖母の話とマクラをつないで「ハル子とカズ子」かと思いきや、いきなり方向転換して「堪忍袋」。喧嘩する夫婦のキャラ立ちまくり。

 中入りを挟んで、吉次はマクラからやや肩に力が入っている感じだったが、なるほど、師匠・露の五郎兵衛の十八番「夢見の八兵衛」を。八兵衛のしゃべりがややオーバーだが、力みが抜ければかなり良くなりそう。

 福郎は軽いマクラから「煮売屋」を軽く。時間調整か?

 鶴笑は紙切りでつかんでからパペット落語「立体西遊記」を。孫悟空が忍者のような気もしたが‥‥どっちにしてもネタの基本構成はいっしょなんで。まぁそんなことは関係なく、何度観てもおもろい。

 福笑の登場にあちこちから「待ってました!」「福笑!」の声。船場吉兆から冷凍餃子から世界情勢までマクラたっぷり。
 ネタはの「釣道入門」は、名人がビギナーを連れて渓流釣りに出かける噺。ビギナーの「おっとっとっと~、ま~た釣~れた~!」と、たっぷり間を取ってからの「ギョエッ!」がポイント。名人のキレっぷりも凄まじい。


 いつもよりちょっと長めの 4 時半終演。この日は個人的に美味しい番組だったんで、お得感がありました。満腹。ただ、お客さんがおとなしめで、みなさん苦戦されてた感じでした。ここらがライヴの難しさですね。

天満天神繁昌亭

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