« IRON MAIDEN - Somwhere Back In Time World Tour 08 | トップページ | お囃子のお噺 »

神田愛山自宅講談会 六畳庵

2008/2/17 @神田愛山宅

  • 神田愛山 『大久保彦左衛門』より「将棋のご意見」
  • 神田愛山 「喘息療法」 (原作:結城昌治)


 IRON MAIDEN のあと夜行バスで帰ると云う手もあったんですが、なんだかもったいない気がして、一泊してなんか観よう!と思い、いろいろと調査。ところがめぼしい落語会もなく、思い出したのが愛山先生。サイトをチェックすると自宅講談会がありました。問い合わせてみると、愛山先生直々のご連絡をいただき、行ってみることに。
 ちなみに「六畳庵」と書いて「むじょうあん」と読ませるそうです。

 千葉で一泊し、翌日、東京都狛江市の愛山先生のお宅へ。住宅街のなかにある普通のアパートで、呼び鈴を押すと愛山先生自らお出迎え‥‥は、自宅だからあたりまえですね。
 ほんとに六畳間で、そこにお客さんが私を含めて 4 名。あと 2~3 人もくれば満員です。


 まずは 1 席目。将棋にまつわるあれこれをマクラに、将棋に傾倒する徳川家光に側近の大久保彦左衛門が意見する話。駒の動かし方さえ知らない彦左衛門が家光の心を動かすと云う、落語「将棋の殿様」(上方では「大名将棋」)と逆の趣向。彦左衛門の、盤上の駒を戦の陣形に置き換えての修羅場読みが、さすがの説得力。
 本来は家光が将棋を絶って終えるところを、将棋指しの愛山は、家光が程を覚えて将棋をたしなむようになった、としめる。

 つづいて 2 席目。結城昌治作品の講談化について軽く紹介し、そのなかから「喘息療法」を。仲の悪い夫婦の話。喘息持ちの妻が新聞にあった、喘息の原因がパートナーの存在であると云う医学論文を読み、偶然手に入れた青酸ソーダで夫を殺すことを決意する。
 前半のサスペンス仕立ての緊張感と、後半の意外で皮肉な展開との対比がおもしろい。グイグイ引き込まれる。


 古典と新作を 1 席ずつで約 1 時間。とくに結城昌治作品はおもしろかったです。やっぱりミステリーと講談は相性が良いですね。
 終演後、愛山先生を交えてちょっとおしゃべりして散会となりました。

 『六畳庵』は基本的に隔週日曜日の昼に予定されてるそうですが、愛山先生の都合さえ合えばいつでも開催してくれるそうです。興味のある方は下記 URL よりお問い合わせください。

神田愛山の話芸ドットネット

|

« IRON MAIDEN - Somwhere Back In Time World Tour 08 | トップページ | お囃子のお噺 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 神田愛山自宅講談会 六畳庵:

« IRON MAIDEN - Somwhere Back In Time World Tour 08 | トップページ | お囃子のお噺 »