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枚岡寄席

2008/3/8 @枚岡神社 鶏鳴殿

【枚岡で桂都丸の落語を聞こう!】

  • 桂さん都 「つる」
  • 桂都丸 「宿題」 (作:桂三枝)
  • 桂春團治 「祝いのし」
    ―― 中入り ――
  • 桂都丸 「百年目」

※ 第 10 回


 『枚岡寄席』は、都丸さんを主任に年 1 回のペースで開催されてるそうで、今年で 10 周年とのこと。ラジオ・フリークの C さんが KBS 京都ラジオ『桂都丸のサークルタウン』で招待券をゲットされまして、そのおこぼれに。ありがたやぁ~。
 近鉄「枚岡」駅すぐの枚岡神社へ。早めに着いて席だけ確保し、近くの梅林へ。まだまだ 3~ 5 分咲きって感じでしたが、天気も眺めも良くて心地良し。
 しばらくして会場へ戻ってみると、お客さんでごった返してえらいことに。公式発表で 296 人とのことで、立ち見のお客さんも。太融寺での『吉朝学習塾』を思い出しました。


 開口一番のさん都は「つる」を口跡良くトントンと。欲を云えば、物知りの甚兵衛が喜六的男に鶴の名前の由来を訊ねられたり、喜六的男が鶴の名前の由来を話そうとして間違えたりするところで、もう少し困りがほしいところ。今後の成長に期待できる高座。

 都丸の 1 席目は、最近の噺家の高学歴化に対して「大学を卒業してどうすんねん。卒業でけへんから噺家になるわけです。京都大学の経済学部を卒業して噺家になったと云う、アホがおるんです」と嘆きつつ、世界各国の外国語講座で爆笑を誘ってから「宿題」へ。小学生の息子が塾から持って帰ってくる算数の宿題に悩む父親の噺。問題を読み解こうとする父親の様子を、誰にもわかりやすいように丁寧に、それでいて困り具合に得も云われぬリアリティーを。

 ゲストの春團治は十周年の挨拶を自己紹介とともに至極慇懃に、記念の席では定番の「祝いのし」を。マイクなしの大広間で声が通るか心配したが、それも杞憂で、しっかりした発声に会場の反応も上々。

 中入りを挟んで都丸の 2 席目は、北新地の寿司屋で師匠の桂ざこばをしくじった話をマクラに、番頭が旦那をしくじる「百年目」を。番頭の厳しさのなかにもやわらかさが感じられ、旦那も同様のやさしさが感じられ、都丸自身の性格が投影されたよう。たっぷり 1 時間に迫る熱演。

 終演後、サイン色紙と CD と携帯ストラップのセットが 10 名に当たる抽選会。サプライズの連続でおおいに盛り上がる。


 ゲストの春團治師匠に負けじと、都丸さんの熱演が印象的でした。番組も良かったですし、これで 1,000 円はかなりお得な会だったと思います。(私はタダでしたけど)

都丸倶楽部

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