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桂三若全国落語武者修行ツアー「陽の訪れのように」ファイナル

2008/4/1 @天満天神繁昌亭

  • 《座談会》
  • 桂三若 「七度狐」
    ―― 中入り ――
  • 《座談会》
  • 桂三若 「ゴルフ夜明け前」 (作:桂三枝)


 三若さんの 1 年間の武者修行の集大成の会です。チケット取り損ねてたんですが、某席亭さんから融通していただきました。
 開場前に会場前で帰着式があるのは知ってたんですが、ちょっと出遅れて、到着したらすでに師匠の桂三枝さんが三若さんへのねぎらいの言葉を送られてました。その後も文枝一門をはじめとして先輩後輩の噺家さんが次々とスピーチ。黒山の人だかりで、開演前からにぎわってました。
 会の方は前売り完売ですから当然大入り満員。各地で席亭をされた方が半分以上を占めてたんではないかと思います。


 最初と中入り後の座談会でツアーの報告。司会は桂三之助と林家笑丸。47 都道府県でおこなった全 470 回の落語会を Excel にまとめ、スクリーンに映して駆け足で紹介。おもしろエピソード満載の道中記だが、とくに序盤のエピソードはネタが繰れてておもしろい。
 スポット・ゲストが次々登場。桂三風、露の都、桂きん枝、露の団六、笑福亭由瓶、露の新治、桂三弥、桂勢朝、桂三歩、笑福亭智之介、桂三幸、桂ひろば、桂そうば、TASUKU、淀屋満月。(出演順)

 落語の 1 席目は「上方落語らしくハメモノの入る噺を」と「七度狐」。喜六と清八のキャラの対比がおもしろい。そして尼僧が色気増量で妖し過ぎ。サゲは「狐の尾と思ったら‥‥」。

 47 都道府県をまわるにあたって 47 のネタを掛けようと考えていたそうで、この 1 年で 46 のネタを掛けたとのこと。47 本目には思い入れのある師匠・三枝作の「ゴルフ夜明け前」を。西郷隆盛と会談した坂本龍馬が、近藤勇と沖田総司を誘ってゴルフに興じる。坂本龍馬の唄う「よさこい節」がかなり微妙。全体にネタをなぞってるだけの感があり、もう少し重厚感がほしい場面も。ときおりのぞく三枝風の口跡がほほえましい。
 演り終えたところで三枝が登場し、三若は大泣き、三枝ももらい泣き。旅を終えた三若をねぎらいつつ、「ゴルフ夜明け前」のダメ出し。三若はまともにしゃべれず。


 涙、涙の大団円でした。段取りがグダグダでしたが、三若さんご本人が本当に当日帰ってこられたんですから、そこらはまぁ仕方ないかと思います。
 正直、落語に関しては微妙でしたが、高座ではひとりでも、まわりに支えられての噺家なんだなぁと云うことが伝わってきましたし、三若さん自身もそのことをあらためて感じられたんではないかと思います。三若さんの今後に期待します。

桂三若探偵団通信
桂三若 旅日記

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