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『女芸人らん子のブルース 2』

2008/5/6 @ワッハホール

作・演出: 萩原芳樹
出演: メグマリコ、桂あやめ、杉岡みどり、林家染雀、しましまんず、$10、SONB、チュチュ、桂三四郎、吉川絹代、他


 『女芸人らん子のブルース』を観逃して悔しい思いをしてたんですが、終了直後に桂さろめさん(と、桂あやめさん)のブログに『~ 2』と『~ 3』の日程が載ってたんで、すぐさま予定表に書き入れてました。ゴールデン・ウィーク最終日と云うことで、マチネーに。
 開演時刻を間違えてて会場に早く着いたんですが、それでも 10 人ほど列ばれてました。その後もどんどん列が伸び、開場前にはロビーが人でいっぱいに。開演前には 200 人以上は入ってたと思います。ええ感じの入り。
 開演前に萩原大介(おそらく作・演出の萩原芳樹の息子)が弾き語りで 3 曲ほど披露してました。


 前回は昭和 43 年頃を舞台に、男に狂って蒸発した柳流亭らん子(桂あやめ)の穴埋めに、たまたま遊びにきていたキャバレー歌手のネネ(メグマリコ)が二代目らん子として舞台に上がるようになり、その後に戻ってきた初代らん子とひと悶着‥‥って感じだったそう。
 今回の舞台は昭和 47 年頃。初代らん子は柳流亭おまんと改名し、三味線の弾けるゲイの千吉(林家染雀)と音曲漫才に。二代目らん子はぴん子(杉岡みどり)、ぽん子(橋本由可/SNOB)とともにトリオ音曲漫才“こまどり娘”を。そこへらん子の恋人・ヘンリー井上(池山心)が帰ってきたり、GS 崩れのアイドル漫才コンビ、フレンド 2($10)が出てきたり。音曲漫才全盛の頃で、キーワードは《失踪》とのこと。

 劇場の楽屋をメインの舞台に、芸人たちの悲喜こもごもを。吉川絹代と桂三四郎が生のお囃子を演奏。もっと吉本新喜劇のようなドタバタコメディを想像していたが、予想外にまともな芝居。それゆえ、俳優でない出演者のセリフのクサさが気になってしまう。
 そんななか、要所々々ではじけるあやめと、後半で本領を発揮する染雀。杉岡や池山も熱演で、友情出演の $10 は美味しい役どころ。それぞれのファンならそれなりにたのしめる舞台だったはず。主役のメグは、まわりの芸人たちに支えられながら自分の道を見つけると云う感じで、人間的成長を 2 時間の舞台に凝縮。

 男と時代に翻弄されつつも、それでもたくましい女芸人の生き様。そんなたいそうなもんでもないのかもしれないが。

 終演後、作・演出の萩原芳樹が舞台に登場。そしてなぜか全員でダンス。演出家が役者といっしょに踊る舞台なんて、そうそうない。


 空気を読まずに出演者の名を叫ぶおっさんは気になりましたが、舞台はなかなかたのしめました。「きょうは特別に半額です」の声に押されて、前回公演の DVD を買ってしまいました。

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