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四葉の会 染丸ぷらす四人の精鋭たち

2008/5/2 @天満天神繁昌亭

  • 桂あさ吉 「道具屋」
  • 桂三四郎 「野ざらし」
  • 林家染丸 「三枚起請」
    ―― 中入り ――
  • 染丸・あさ吉 《対談:すっぴんコーナー》
  • 林家染左 「やかん」
  • 林家染弥 「猿後家」

※ 第 2 回


 染丸さんが期待の若手噺家 4 人と共演する『四葉しようの会』は今回が 2 回目。第 1 回は都合で行けなかったんですが、口上があったそうです。今回から染丸さんと四葉メンバーとの対談コーナーがスタートし、しかも今回はあさ吉さんが対談の相手と云うことで出掛けました。
 入りは 1 階がほぼ満席で、2 階にもチラホラ‥‥って感じ。


 トップはあさ吉が海外公演の話題から「道具屋」を。やや荒い部分が見られるも、フラと云うか、独特のとぼけた感じが道具屋見習いにピッタリ。ようやく買ってもらえそうな笛の値付けで、あれこれ手土産を考えながら「全部で‥‥」がおかしい。

 つづく三四郎は師匠の桂三枝の稽古の付け方なんかをマクラに「野ざらし」を。若さゆえに隣の先生が貫禄不足で序盤はややもてあまし気味だったが、お調子者が骨釣りに出掛ける場面はテンポも良くなかなか。

 中トリで染丸が起請の解説をマクラに「三枚起請」を。同じ小山から起請をもらっていた喜六・清八・源兵衛のキャラがそれぞれきっちり。チョイ役ながら、お茶屋の女将がまた良くて。従来のサゲはわかりにくいためか、男女逆転のサゲに。

 中入りを挟んでの対談は「すっぴんコーナー」と題し、染丸とあさ吉が私服で登場。あさ吉から、内弟子生活で世話になった大師匠の桂米朝の話題など。稽古事の話から、染丸の三味線であさ吉が浄瑠璃を披露。いきなりやり直すあたりがあさ吉らしい。

 染左は「やかん」で、理屈云いの男と物知らずの男のやり取りを、ふたりのメリハリと軽妙なテンポで心地良く聴かせる。理屈云いが物知らずの質問攻めをなんとか理屈をこねてかわす、知ったかぶりがたのしい。

 染弥は内弟子修行中のエピソードで笑わせてから、師匠よりも師匠の奥さんに気に入られる必要がある、と「猿後家」へ。トリと云うことでか、序盤はやや硬かったが、徐々に力みが取れてええ具合に。汗をかきかきの熱演。


 それぞれの味が出てええ雰囲気の会になってました。染丸さんのチョイスも良いんだと思います。あさ吉フリークとしては対談コーナーもたのしめました。若手にトリを取らせる機会をつくり、古典をきっちり聴かせる会になりそうですね。

 次回は 6 月 18 日(金)です。

染丸@web

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