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名探偵ナンコ よみがえれ!探偵講談

2008/5/25 @本遇寺

  • 旭堂南湖 『太平記』より「楠木と泣き男」
  • 旭堂南湖 『大久保彦左衛門』より「めこすり膾」
    ―― 中入り ――
  • 旭堂南湖 「ルパン対ホームズ」 (原作:モーリス・ルブラン)
  • 芦辺拓・南湖 《対談:探偵講談と探偵小説あれこれ》

※ 第 40 回


 前回にリクエストした「ルパン対ホームズ」が掛かるんで、繁昌亭から本遇寺へ移動。JR「大阪天満宮」駅から「新福島」駅へ 1 本で行けて便利。駅から本遇寺まではちょっと遠いんですけど。
 普段は「ツ離れしたなぁ」ってくらいの入りなんですが、今回は 40 回記念と云うこともあってか約 30 人の入り。早々にパンフレットが足りなくなったようです。
 受付に旭堂南舟さん(旭堂南左衛門さんのお弟子さん)が。


 マクラ代わりに最近の話題をたっぷり。楠公祭でのエピソードが秀逸。大雨で客がほとんどおらず、「兄ちゃん、まけとくで」と呼び止められ、「まさか大雨になるとはなぁ」と云ったのが占い師だったそうな。

 古典の 1 席目は「楠木と泣き男」。赤坂の城に籠城した楠木正成を囲む北条氏。近隣の農民から一芸に秀でたものを集めると、そのなかに人を泣かせるのが得意な男が‥‥と云う話。盛り上げたあとのドンデンが南湖の軽妙さにピッタリ。

 古典の 2 席目は「めこすりなます」。賭け碁の代償に豹の皮 100 枚を用意せねばならなくなった伊達公の家臣は、大久保彦左衛門に相談する‥‥と云う話。後半にグロい描写もあるが、とんちがたのしい。

 中入りを挟んで、リクエスト探偵講談「ルパン対ホームズ」。パリのある大邸宅で旦那が殺され、現場を見た蟹丸警部が「これはルパンの仕業に違いない!」と断定する‥‥。昔の翻訳者が地名や人物名を所どころ日本名に変えてたり、推理の過程が超適当だったり、そこらもたのしい。

 最後に芦辺拓(作家)を招いて対談。会の話や乱歩の話など。


 講談はたっぷり、対談もたっぷりで、満腹の会でした。
 『名探偵ナンコ』は第 50 回をもって終了となるそうですが、なんだかもったいないですね。ミステリーと講談って相性が良いと思いますんで、新しい方向性を模索してもらいたいと思います。

正直南湖

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