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PM/飛ぶ教室 『きょうも恋唄』

2008/6/8 @ウイングフィールド

作・演出: 蟷螂襲
出演: 福井玲子、山藤貴子、や乃えいじ、白井哲也、蟷螂襲、宮川サキ、谷山智宏(花組芝居)


 PM/飛ぶ教室としての活動は休止してたそうで、2 年半ぶりの公演とか。今回、たまたま復活公演の情報をキャッチしたんで、観に行くことに。
 ウイングフィールドは、以前は 6 階の劇場入口から非常階段に列ばされたように思ってたんですが、5 階に受付カウンターのある待合室ができてました。隔世の感あり。
 開場時はどうなるかと思ったんですが、開演前には満員に。蟷螂さんが出てきて、自ら前説されました。


 舞台は生活水を輸送船に頼っていた島。本土から水管が引かれたことで水運搬船「水道丸」が廃止される。そんな島での、姉弟の確執。息子とふたりで大阪から島に帰ってきた姉と、大阪で人を殴って重傷を負わせたと云う弟の、それぞれの事情。島に暮らす人々の、それぞれの事情。
 なにかを抱えて暮らしている島の人々の日常で、姉弟の衝突をきっかけに皆の思いが徐々にあふれ出す。その日がエポックな 1 日となる。
 ドラマチックな山場はないが、ゆるやかな丘を登ってゆくと最後に見晴らしの良い場所にたどり着いた、そんな感じ。ほぼ 1 幕で構成されていることで、よりその感を強めている。

 客演の宮川サキと谷山智宏が姉弟役で、それぞれ違ったタイプだがふたりともなかなかアクが強い。とくに宮川は声のデカさに圧倒される。
 淡々とした流れのなかで、道化役のや乃えいじが良いアクセントに。
 どの登場人物も身近にいそう。それぞれ普通に暮らしてるようで、それぞれ悩みを抱えている、それが徐々にあきらかになる。少し重い、あたりまえのリアリティ。ここらがなんとも PM らしい。


 観終わって、爽快感とかはないんですが、満足感はありました。今後も期待です。

PM/飛ぶ教室

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