ポエム噺 笑福亭三喬の勉強会
2008/7/5 @喫茶ポエム
- 笑福亭喬介 「阿弥陀池」
- 笑福亭三喬 「次の御用日」
―― 中入り ―― - 笑福亭三喬 「一文笛」
※ 第 31 回
初めて喫茶ポエムに行きましたが、住宅街にあるごく普通の喫茶店で、狭い店内に椅子が敷き詰められてました。客席前方は桟敷になっており、幅の狭くなった茶臼山舞台って感じです。
お客さんは 30 人くらい。補助席も出る超満員です。近所の方が中心ですが、落語ファンの姿もチラホラ。(他人のことは云えませんが‥‥)
まずは喬介が「阿弥陀池」。仕込みの場面はトントンと進むも、バラシの場面で話が前後して混乱。なんとか気を取り直して最後まで。トラウマにならねば良いが‥‥。
三喬の 1 席目はマクラたっぷり。今後の会のお知らせや、東京の寄席事情など。ギャラに関する生々しい話も。
「次の御用日」は丁稚の常吉がかわいらしい。奉行所の場面ではダジャレが入ったり、「もしも奉行が桂文枝だったら」みたいなネタが入ったり、退屈しがちな場面にも三喬らしいクスグリ満載。
中入り前に「健忘症になった娘を助けるにはどうしたら良いか?」と云う宿題が三喬から出題される。
中入りはコーヒー・タイム。お菓子もたくさん振る舞われる。
中入りを挟んで三喬の 2 席目はパジャマのような羽織で登場。元刑事に訊いたスリの話をマクラに「一文笛」を。入れ事をせずきっちり丁寧に、それでも三喬風味がにじみ出た感じに。
終わってから質問コーナー。三喬からの宿題を観客から訊いてみたり、さらにスリの話をしてみたり。
三喬さんがたっぷり 2 席で、コーヒー・タイムもサービス満点。落語もさることながら、おまけの多いお得感のある会でした。
次回は 12 月頃に開催予定です。
その前に、10 月 31 日(金)に池袋演芸場で三喬一門会を昼・夜 2 公演。11 月 2 日(日)に兵庫県立芸術文化センターで独演会を昼にと、大きい会が予定されてるそうです。
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コメント
ご来場有り難うございます。
ポエムは、三喬さんのマクラに出てくる、
入り浸ってる喫茶店なので、
毎回こんな調子でやってます。
結構、生々しい話題も出てきますので、
ご都合つきましたら、またお出かけ下さい。
投稿: あらき | 2008.07.06 19:12
>> あらき さん
三喬さんがホーム・グラウンドで自由にしゃべられてる感じで、たのしい時間を過ごさせていただきました。
ちょっと遠いんですけど、また寄らせていただきます。
投稿: わさび | 2008.07.07 00:13