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五日連続 日曜落語なみはや亭 特別興行

2008/7/6 @ほたるまち ABC ホール

  • 笑福亭たま 「いらち俥」
  • 林家花丸 「千早振る」
  • 桂文華 「ちりとてちん」
  • 桂文珍 「船弁慶」
    ―― 中入り ――
  • 桂三歩 「さよなら動物園」 (作:桂三枝)
  • 笑福亭三喬 「次の御用日」

※ 初日・昼


 ABC の社屋移転記念のなみはや亭は 5 日間 6 公演のビッグ・イヴェント。もちろん応募したんですが、惨憺たる結果でした。ところがどっこい、おすそ分けで初日昼夜も行けることに。ありがたやぁ~。
 熱いなかにえらい人出。もちろん 300 人満員。おそらく 150 組以上当選してたと思われます。日曜昼のこの回がいちばんの激戦区だったそうな。


 トップのたまは海外三面記事ネタとショート落語(ベスト&時事ネタ)をマクラに「いらち俥」を。途中、観客に断ってから着物の乱れを直すほどのハッスルぶり。繁昌亭効果できっちり 15 分、サゲも「持ち時間終了です」。ラストのストップ・モーションはラジオで伝わるか?

 つづく花丸はまず、高座のあちこちに飛び散ったたまの汗を拭き取ってから。「千早振る」は途中で浪曲や歌劇が出てきたり、イタコに千早大夫が乗り移ったり、花丸版と云える改作。こまかいクスグリも追加された増補改訂版に。

 新社屋の複雑な通路で迷った文華は「ちりとてちん」を。こちらは入れ事も少なく基本どおりきっちりと。顔芸とまでいかない、こまかい表情で心理描写を的確に。上手さが光る高座。

 片方の鼻の穴に詰め物をして登場した文珍は「CO2 半減させようと」。ボソボソとした感じで四方山マクラを振ってから「船弁慶」へ。序盤はマクラを引きずったテンポの悪さが気になるも、雷のお松が登場したあたりからリズミカルに。

 中入りを挟んで、七つ紋の羽織で登場した三歩はマクラ代わりに早口言葉を。「さよなら動物園」は、廃止される動物園のチンパンジーとゴリラの噺。ダジャレ中心でほのぼの。

 トリの三喬はマクラでスポンサーの白鶴酒造を持ち上げつつダジャレ連発。「次の御用日」は、前日の『ポエム噺』で冗長に感じた部分がスッキリ整理された感じ。それでもダジャレや桂文枝ネタは健在。丁稚の常吉の生意気さ加減がたのしい。きっちりと三喬パッケージに。


 充実の 2 時間半でした。
 トリの三喬さんはきっちり仕上げてこられましたね。さすがです。お目当ての花丸さんやたまさんはもとより、ひさびさの文華さんも良かったですし、満腹々々。

ABC ラジオ

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