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五日連続 日曜落語なみはや亭 特別興行

2008/7/6 @ほたるまち ABC ホール

  • 桂歌之助 「桃太郎」
  • 桂坊枝 「阿弥陀池」
  • 桂雀三郎 「親子酒」
  • 桂春團治 「皿屋敷」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭福笑 「葬儀屋さん」 (作:笑福亭福笑)
  • 桂こごろう 「茶の湯」

※ 初日・夜


 腹ごしらえをして夜の部へ。こちらももちろん満員で、ギリギリに来られて入場を断られるお客さんも。これはちょっとおかしいようにも思いますが。


 トップの歌之助は塾講師のバイトをしていた頃の話をマクラに「桃太郎」を。基本に忠実にきっちりと。

 坊枝は新聞を 6 紙読んでる、ただし駅で‥‥って話をマクラに、新聞ネタの出てくる「阿弥陀池」。便所の壁紙が入るヴァージョン。新聞を読まない男が騙されたとわかったときのいぶかしげな表情と、そのときのタメが効果的。口跡が良くメリハリも利いてて心地良い。

 雀三郎は酒にまつわる小咄いろいろから「親子酒」へ。父親のグダグダ具合がたのしい。息子は陽気に酔っぱらい、うどん屋相手にツッコミ強要。最後の酔っぱらい親子の対面では所作が秀逸で、こっちまでグラグラ‥‥。この感覚がラジオで伝わるか?

 中トリの春團治は季節ネタで「皿屋敷」を、いつもよりたっぷりと。お菊の登場は微妙な揺らぎがそれっぽくて、幽玄な雰囲気を醸し出す。評判になってからのお菊はいつになくかわいらしい。秀逸。

 中入りを挟んで、福笑は鉄板ネタの「葬儀屋さん」。亡くなった父親の葬儀でもめる 3 人兄妹の噺。スカタンなことを云いまくる長男と、キレそうになる葬儀屋のやり取りがとにかくおもろい。香典のくだりでは、観客から思わず「祝儀!」の声が上がる。

 トリのこごろうはやや緊張気味か。目の前の空席を気にしつつ、内弟子時代の失敗談で笑わせつつ、徐々に自分の空気に。「茶の湯」は前日の『片塩寄席』でほぼ完成されてたようで、あかるくたのしいこごろうテイストが随所に発揮された高座に。


 3 時間に迫る熱演でした。
 中トリの春團治師匠まで徐々に会が盛り上がり、福笑さんが笑いのハードルを上げ、それをこごろうさんが見事クリアすると云う、理想的な展開でした。番組が功を奏した好例だと思います。

ABC ラジオ

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