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神田愛山独演会 IN 大阪

2008/8/22 @薬業年金会館

  • 旭堂南海 『寛政力士伝』より「小野川と雷電」
  • 神田愛山 『白子屋政談』より「続・髪結新三 鰹のゆすり」
  • 神田愛山 「高校三年生」 (作:露地野ぼん子)


 大坂での愛山先生の会も徐々に定着してきたようで、今回も 20 人ちょいの入り。東京方面から来られたお客さんの姿も。


 まずは南海が『寛政力士伝』を。小野川の弟子の八角を雷電が張り手で死なせてしまい、面目躍如のために小野川が雷電と命をかけた一番に。あちこちにクスグリを配しながらも、鬼気迫る一番を口跡なめらかに。

 愛山の 1 席目は「昔は大阪(の客の前)では演りにくかったが、最近はそうでもない」と云った意識の変化や、講釈の登場人物と実在の(実在した)役者との対比など、マクラたっぷり。愛山評では、清水の次郎長は黒川弥太郎がぴったりだが、髪結新三にハマる役者はいないそう。
 持参金目当ての結婚に目を付けた新三が金儲けを企むも、家主に上手く丸め込まれ、あげくに上前まではねられると云う始末。丁々発止のやり取りが心地良い。
 2 席目は舟木一夫への思いをマクラに、舟木の大ヒット曲をテーマにした「高校三年生」を。聾学校の教諭が突発性難聴になるも、担任する高三の生徒たちにメールで励まされる‥‥と云う話。創作ではあるが、しみじみと心温まる美談。とくにラストの卒業式の場面がすばらしい。


 ひさびさの愛山節を堪能しました。『白子屋政談』が良いところで終わったので、続きが気になるところです。
 前回は口演を終えて「また大坂へ来よう」と云う気になったそうですが、今回は始める前から次回への気持ちが高まってたそうです。このペースだと年末あたりに次回が期待できるかも。たのしみです。

神田愛山の話芸ドットネット

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