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たまの小劇場

2008/8/17 @common cafe

  • 笑福亭たま 《ごあいさつ》
  • 桂さろめ 「東の旅 発端」
  • 笑福亭たま 「阿弥陀池」
  • 桂ひろば 「遊山船」
  • 笑福亭たま 「くっしゃみ講釈」
    ―― 中入り ――
  • ナオユキ 《漫談》
  • 笑福亭たま 「つぼ算」


 『たまの小劇場』初の昼興行。この猛暑で列ぶのはツラいなぁと思ってたら早々に開場してくれてました。ありがたや~。
 ぼちぼち会場が埋まって、開演の頃にはザッと 60 人くらいに。女性率が高く、着物姿の方もチラホラ。開演までに会場を出演者のみなさんがウロチョロされてて、小洒落た茶臼山舞台のようになってました。


 たまの簡単な番組案内のあと、さろめが登場。たまからの「スベッても良いからおもしろいことを」との指示でマクラを振る。通信制大学のおもしろエピソード。
 「東の旅 発端」は『花花寄席』で何度も掛けてる成果か、イントネーションの気になるところも少なくテンポ良し。口上の内容を把握できる程度にもう少しゆっくりでも良いかも。

 たまの 1 席目「阿弥陀池」は、習ったときは 23 分かかったのが、いま演ると 16 分になってしまうそう。実際観てみると、上下振らないスタイルとも相まって猛烈なテンポ。たまにしてはオーソドックスな構成だが、抜き身の間違い描写は妙にリアルに。

 ひろばは《学歴はたまとちょっとの違い》と云うことを力説してから、大坂のあれこれへとマクラをつないで、師匠の桂ざこば直伝の「遊山船」へ。オープニングはハメモノなしでややおとなしめだったが、喜六のテンションが徐々に上昇。なかなか良い雰囲気。喜六が舞妓に太巻の食べ方を教えるところまで。

 たまは時間を気にして 1 席取り止めようとするも、観客に促されて 2 席目に「くっしゃみ講釈」を。落語と講釈で、小拍子&張り扇の叩き方の違いを実演解説をマクラに。喜六の脳天気さや、講釈師の後藤一山の納まった表情がたのしい。

 中入りを挟んでナオユキの漫談。ぶっきらぼうにボソボソと世間に毒づくスタイルがなんともおもしろい。たっぷり。

 たまの 3 席目はマクラで、ナオユキは舞台ではワルぶってるが実はええ人だとエピソードを重ねると、楽屋から「営業妨害や!」の声が。
 「つぼ算」は前日にアイディアを思いついて台本を大幅に書き換えたそう。終盤の瀬戸物屋が計算に困る場面で水つぼと同種のクスグリを重ねたり、「時うどん」のクスグリを持ってきたり。改訂直後で継ぎ目が目立つも、今後が期待できそう。


 たっぷり約 3 時間。昼公演と云うこともあってか、ひさびさにたまさんの自由空間になった感じでした。
 この日もたまさんは古典 3 席。もともと新作のテストの会だったはずが、どうでも良くなったようです。新作は『NIGHT HEAD』で?

 次回は 8 月 25 日(月)です。

らくごの玉手箱
common cafe

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