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たまの小劇場

2008/8/25 @common cafe

  • 笑福亭たま 《ごあいさつ》
  • 笑福亭喬介 「阿弥陀池」
  • 笑福亭たま 「書割盗人」
  • 桂雀五郎 「短命」
  • 笑福亭たま 「高津の富」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭たま 「煮売屋」


 月曜で、夕方から雨との天気予報で、8 日前に開催されたとこで、この日の入りは 30 人弱。まぁこんな日もあるでしょう。


 まずはたまが番組案内。前回たまが「阿弥陀池」を演ったが、喬介も同じネタで良いかアンケート。なんじゃかんじゃ云いつつ、結局そのまま「阿弥陀池」に。
 最近の話題で、上方落語協会事務局長(露の都の夫)から聞いた話(素人の話なのにオチ付き)や、岩手県出身の水商売の女性から聞いた話(にわかには信じがたい岩手の実情)なども。

 喬介のマクラは初めてかも。喬介によるひとり遊びの難易度ランキングでは、映画やカラオケが C ランク、ボウリングや動物園や水族館が B ランク、プールや遊園地が A ランクだそう。ランク外の《ひとりでお祭り》に挑戦した話にはオチもあり。
 マクラではやや余裕がなさそうだったが、「阿弥陀池」に入るとやや安定。師匠の笑福亭三喬の型をきっちりと「男の坊さん西宮、おかまの坊さん玉造」に「心オオアリクイ」。アドリブで前回「阿弥陀池」が掛かってたこともクスグリに入れる余裕。

 雀五郎のマクラも初めてかも。北京オリンピックの出場選手の名前についてあれこれ。軽いマクラだが、雀五郎ならめずらしい。
 「短命」は、亡くなった十一屋の旦那の悔やみに行こうとする男の、短命のわけがわかる前と後での表情の変化が大きく、おもしろさ倍増。

 たまの 1 席目「書割盗人」は、やもめの《つもり暮らし》が婚約者までにおよぶのがおかしい。描いてもらう絵の指示も細かく、とくに水屋や下駄箱からチラッとのぞく物が多め。盗人の失敗も痛さを強調。
 2 席目の「高津の富」は、序盤の泊まり客のホラ話はカットして、宿屋の夫婦の会話で簡単に。その分、高津の富で二番が当たると大騒ぎする男でたっぷり笑わせる構成。「当たらなんだらどないする?」「高津さんに火ぃ付ける」もおもろいが、泊まり客が高津神社を訪れたときの「ボヤがあった」がさらにおもろい。
 中入りを挟んでの 3 席目は「煮売屋」。ひっくり返して云う大阪の粋言葉のくだりから、煮売屋(居酒屋)でうだうだ。最後に侍が入ってきて「白狐はあらわれるか」「いえ」「おおかた人の説であろう」とのやり取りを受け、喜六が「脱肛はあらわれるか」「いえ」「おおかた人のケツであろう」でサゲるめずらしい型。


 今回はわりあいあっさり 2 時間ほどでした。それでもたまさんは勢いがありますから、満腹感はありますね。
 この会ではこれから「東の旅」をちょっとずつ紹介するそうです。ただ、たまさんは気まぐれですから、先がどうなるかは不透明ですが‥‥。

 次回は 9 月 8 日(月)、ゲストは浪曲の春野恵子さんと笑福亭松五さんです。

らくごの玉手箱
common cafe

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