« 月亭会 | トップページ | さざんか寄席 »

好二郎・由瓶 ふたり会

2008/8/30 @天満天神繁昌亭

【好二郎真打ち昇進二日前、繁昌亭に見参!!】

  • 由瓶・好二郎 《ごあいさつトーク》
  • 桂雀五郎 「手水廻し」
  • 三遊亭好二郎 「宗論」
  • 笑福亭由瓶 「はてなの茶碗」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭由瓶 「看板の一」
  • 三遊亭好二郎 「猫の災難」


 9 月に真打ちへ昇進して兼好となる好二郎さんを迎え、由瓶さんとの二人会。東京では年 3 回のペースで 3 年くらいつづいてるそうですが、大阪では初となります。
 2 階を閉鎖し、1 階がほぼ満席。当日券が伸びたそうで、上々の入りでしょう。好二郎さんをお目当てに各地から遠征されてたようです。


 開演ちょっと前に緞帳が上がって由瓶と好二郎でうだうだトークを 15 分ほど。東京では開場と同時にスタートして 30 分ほどしゃべってるそう。由瓶の必死さと好二郎のさわやかな毒気の対比がなんともおもしろい。

 雀五郎は厳しい修行のマクラから「手水廻し」を。繰れまくりで細部までかなり工夫が施されていて、かなりおもしろい。

 由瓶の 1 席目は自虐的マクラたっぷり。「はてなの茶碗」は、演出面はきっちり丁寧だが、やはりイントネーションが気になる。
 2 席目の「看板の一」は、江戸っ子の親父っさんと上方連中との対比がなかなか。ただ、最初に一に張る肝心なセリフが流れてしまったり、残念な場面があちこちに。

 好二郎の 1 席目は「待ってました!」の大向うに迎えられて、マクラで自己紹介から真打ち披露会見の話など。二世の噺家の話題から親子の話へとつないで「宗論」へ。キリスト教徒の息子の納まり具合と妙な抑揚、父親のボケを含んだツッコミがおかしい。
 2 席目の「猫の災難」は、弟分の酔態にやや不自然さが感じられるものの、隣家からもらった猫のお余りの鯛の尾頭(のみ)に(思いこみで勝手に)振り回される兄貴分がなんとも気の毒。


 好二郎さんは上手さが光ってましたが、ちょっとイヤミなキャラが出てくる噺ならもっと真価を発揮すると思います。兼好になって、もっと来阪していただきたいですね。
 雀五郎さんもメキメキ腕を上げてますね。今後がたのしみです。
 由瓶さんは自分の会でリラックスした感じではありましたが、なまりを矯正することと、ニンに合った噺をチョイスすることが必要と思います。

|

« 月亭会 | トップページ | さざんか寄席 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 好二郎・由瓶 ふたり会:

« 月亭会 | トップページ | さざんか寄席 »