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らくご道 笑福亭生喬と桂こごろうの落語会

2008/8/12 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

  • 笑福亭生寿 「兵庫船」
  • 笑福亭生喬 「応挙の幽霊」
  • 桂こごろう 「口入屋」
    ―― 中入り ――
  • 生喬・こごろう 《対談:夕焼け日記》


 お盆の入口の『らくご道』にはザッと 35 人。いつでもこれくらいですが、生喬さんによるといつもと客層は違うそうな。


 開口一番の生寿は「兵庫船」で、船への乗り込みからワチャワチャと。国処の訪ね合いでは、おなじみの衆尽くしに、初めて聞く川尽くし。謎掛けにも初めて聞くねずみ尽くしが。初めて聞くようなクスグリがあちこちに入ってて、たっぷりきっちり。

 生喬はマクラで『通天閣劇場 TENGEKI』に出演した話から、1 週間ほど前にわずらった尿管結石の話。すでに 4 mm ほどの石が出たそうで、病院へ行く前から担当医の応対などをおもしろおかしく。
 円山応挙の解説をはさんで「応挙の幽霊」へ。古道具屋と掛け軸から抜け出した幽霊との酒盛り。幽霊が徐々に酔っぱらう様がたのしい。

 こごろうは口入屋の説明を軽くしてから「口入屋」を。古手屋の番頭が別嬪の女衆を待つあいだに様子する表情や、気取って「番頭でおます」と云うところがたのしい。女衆の特技に落語もあり、「地獄八景亡者戯」に「大ネタやないかいな」、「あかるい悩み相談室」に「珍品まですんのかいな」。
 奉公人が寝入ったところで様々な寝姿を描写し、これで夜が更けた感じがうまく出る効果に。夜中の台所でのゴチャゴチャもたのしく、膳棚を下ろせない理由もきっちりフォロー。

 中入りを挟んで対談コーナー。
 生喬の「応挙の幽霊」は、音曲が入る噺は稽古を付けてもらわないと難しいとのことで、林家染丸に付けてもらったそう。「応挙の幽霊」は先代の林家小染めも演ったとか。
 こごろうの「口入屋」は、桂米朝と桂枝雀のをベースに自身で仕上げたそう。高座に掛けるのは『こごろうの会』以来の 2 度目だそうで、立て弁がやはり難しいよう。生喬は「記憶力が衰えたいまからではムリ」と吐露。


 今回は落語たっぷりでした。生喬さんとこごろうさんはそれぞれの味が上手く出てて良かったんですが、びっくりしたのが生寿さんの「兵庫船」で、「これが全長版?」ってくらい初めて聞くクスグリがいろいろ入ってました。

 次回は 9 月 16 日(火)です。

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