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繁昌亭昼席

2008/8/24 @天満天神繁昌亭

  • 笑福亭瓶成 「いらち俥」
  • 笑福亭風喬 「犬の目」
  • 桂出丸 「上燗屋」
  • レツゴー正児 《漫談》
  • 笑福亭たま 「看板の一」
  • 桂あやめ 「義理ギリコミュニケーション」 (作:桂あやめ)
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭由瓶 「強情灸」
  • 笑福亭仁昇 「つぼ算」
  • 桂米八 《曲独楽》
  • 笑福亭福笑 「きょうの料理」 (作:笑福亭福笑)

※ 第 100 週


 繁昌亭昼席もとうとう 100 週に到達。この週はたまさんが《第二回繁昌亭輝き賞受賞記念》と云うことで中トリ前の出番に。トリが福笑さんで師弟共演です。


 開口一番の瓶成はいつもの「いらち俥」ながら、最初の頼りない俥夫がいつまでも付いてきたり、独自のクスグリで進化。威勢の良い俥夫が客を乗せずに行ってしまうところまで。

 風喬は噺家の高学歴化の話から医者の話へとマクラをつないで「犬の目」へ。前日に観た松喬の型をきっちり。ドイツ語のクスグリは独自の工夫か、いまいち伝わりにくいが、ドイツ語をちょっとでも知ってるとこれはかなり笑える。

 出丸もさすがに昼席では写真撮影なし。地方公演なんかでは告知ポスターでも名前を書いてもらえず、酷いときには「出演:桂ざこば 他一名」となってたそう。「桂出丸」と「他一名」なら字数はいっしょなのに。「上燗屋」は、酔っぱらい方がちょっと変だったが、酔っぱらいの厚かましさがたのしい。

 レツゴー正児をピンで観るのは初めて。レツゴー三匹の近況やおもしろ歌謡曲をえらいスピードで。

 《繁昌亭輝き賞》のたまは、ショート落語ベストから「看板の一」を。猛烈なスピードのしゃべりのなか、親父っさんの納まり具合が良い対比に。この親父っさんの、看板のサイコロをしまうところがかわいい。後半の、親父っさんをまねての納まり具合は笑いたっぷり。終盤は走り過ぎのような気も‥‥。

 中トリのあやめは『徹子の部屋』に出演したときの話をマクラに、嫁姑二代を描いた「義理ギリコミュニケーション」を。共感できる話題を漫画チックに誇張して笑い多し。嫁がスナックで友達とグチる場面では“千の風になって”の替え歌入り。

 中入りを挟んで、由瓶、仁昇、米八はトントントンと。

 トリの福笑はマクラで、北京オリンピックにからめて中国ついてあれこれたっぷり。かなり強烈過激。ときどきフォローも入れるが、テンションはどんどん上がって行く感じ。
 云いたい放題しゃべり倒してから《北京五輪記念日中友好親善落語》と冠して「きょうの料理」を。男の料理番組でルー・チョンキ先生による中華料理。ルー先生がいちいち引き合いに出す中国のことわざがバカらしい。下ネタも勢いでガンガン飛ばす。


 福笑さんはさすがですね。この日は楽日と云うこともあってか、かなりノリが良かったです。
 一方、たまさんは受賞記念の出番なのに中トリ前と、なんとも中途半端な位置で、持ち時間はいつもとそれほど変わらず。ネタは浅い出番のときとは違ったのを演られてたようですが、「船弁慶」「蛸芝居」「くっしゃみ講釈」「寝床」あたりで中トリの出番もこなせると思うんですけどねぇ。

番組表

天満天神繁昌亭

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