« たまの小劇場 | トップページ | 遊方のゴキゲン落語会 »

出没!ラクゴリラ

2008/8/17 @ワッハ上方レッスンルーム

  • 林家卯三郎 「延陽伯」
  • 笑福亭生喬 「時うどん」
  • 桂つく枝 「次の御用日」
    ―― 中入り ――
  • 桂こごろう 「夢八」
  • 林家花丸 「千両みかん」

※ 第 75 回


 中崎町から難波へと、同じように流れてこられた方もチラホラ。
 ラクゴリラ初の日曜開催は、公式発表で 101 人といっぱいの大入り。何度か膝送りがありました。


 開口一番の卯三郎は、入門前から結婚してたと云う話から「延陽伯」へ。オープニングをちょっとはしょり、「風呂へ行くとき‥‥」「火事になったとき‥‥」まで。きっちり丁寧にそつなく。やもめがついに女房をもらううれしさがもうちょっとほしいところ。

 生喬はまだラクゴリラで演ってないネタが 10 本ほどあり、今回はそのなかから「時うどん」を、となったそう。ネタが短めなんでマクラたっぷり。二人ヴァージョンをオーソドックスに、それでいてあちこちにこまかい工夫が生喬らしい。

 中トリのつく枝はマクラでダイエットに桂文三襲名とホットな話題を。「次の御用日」はまだこなれていないように感じられるも、前半の丁稚のかわいらしさはつく枝ならでは。後半の御番所での「あ゛ー!」の連発が秀逸で、むいた目が寄った苦悶の表情が漫画的でおもろい。

 中入りを挟んでこごろう。某ラジオ局の隣のとあるホテルに泊まったときの恐怖体験をマクラに、ちょっと気色悪い噺で「夢八」。八兵衛が夜番の小屋で弁当を食べる様子がいかにも美味そうで、なんとものんびりした雰囲気になり、その後の騒動との対比が大きく。

 トリの花丸は軽いマクラから苦労話につなげて「千両みかん」へ。番頭の、若旦那がほしがったミカンを求めて真夏の大坂を奔走する苦労、やっと見つけたミカンをひとつ千両と云われて驚嘆、しかも千両という大金を息子のためとは云えポンと出した旦那への羨望。様々な思いがない交ぜになって正常な判断ができなくなった番頭の最後の表情がなんとも良い。


 ラクゴリラにしてはあっさりした印象の会でしたが、どれもそれぞれの味が出てて、それでいてクドくなく、頃加減で良かったです。(もっともこの印象、昼のたまさんの会が濃過ぎたからかもしれませんが)

 次回は 10 月 20 日(月)です。

出没!ラクゴリラ

|

« たまの小劇場 | トップページ | 遊方のゴキゲン落語会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 出没!ラクゴリラ:

« たまの小劇場 | トップページ | 遊方のゴキゲン落語会 »