« 南湖だんご 旭堂南湖話術研究会 | トップページ | こごろうの会 »

塚本学院校友会 40 周年記念寄席

2008/9/20 @天満天神繁昌亭

【生喬・こごろう・南湖 卒業生の会】

  • 桂佐ん吉 「手水廻し」
  • 旭堂南湖 「誕生日」 (作:旭堂南湖)
  • 笑福亭松喬 「つぼ算」
    ―― 中入り ――
  • 桂こごろう 「動物園」
  • 笑福亭生喬 「竹の水仙」


 大阪芸術大学グループの校友会の記念落語会で、卒業生の生喬さん、こごろうさん、南湖さんが出演。入場時に記念の手拭いをいただきました。
 入りがどうなるか読めませんでしたが、補助席も出る大入り満員に。南湖さんが高座から調査されたところ、塚本学院関係者と一般客は半々くらいでした。普段お見かけする顔は 10 名くらいでしたから、昼席のような雰囲気でした。


 大阪芸大に入るのを断られた佐ん吉は、恨みを込めて「手水廻し」を。田舎弁は仲居のみで、宿屋の主人も板場も普通に大阪弁。前半はなかなかええ具合に進むも、噺が進むにつれて雑な印象に。息切れか?

 学籍番号 T93-062 の南湖は自作の「誕生日」。芸大の思い出をたっぷり。眉毛を描かれた芸大犬の背中に「4WD」の文字。唯一厳しい学則が「ブドウ畑のブドウを盗ると退学」。学食の話なども。
 終盤、実家に帰るくだりあたりからは、客席が水を打ったように静まり返って聴き入る。

 妻の旧姓が塚本の松喬はマクラで落語の起こりや東京と大阪の落語の違いなどを笑いを交えて。ここらは客層を意識してるのかも。
 「つぼ算」はさすがの安定感。喜六(的男)のヌケ具合や瀬戸物屋の番頭の困り具合が絶妙。どちらも《過ぎない》さじ加減が心地良い。

 卒業生のこごろうは定番マクラいろいろに加え、ブドウ畑で恐ろしい目にあった話や、おもしろい同級生の話など、芸大の思い出話も。
 鉄板「動物園」はややあっさり味。ライオンに怯えるトラが「もっと勉強しといたらよかったー!」と、芸大をクスグリに。

 こごろうと同期の生喬は落研時代に襲名披露をおこなったそう。アートが噺の材料になっている「竹の水仙」を。侍の押し出しが生喬にぴったりで、後半の困りとの対比、宿屋の亭主との攻守逆転が明瞭に。甚五郎の存在感もどっしりと。


 落語会としてバランスの取れた良い番組で、客席の雰囲気も良く、子ども客も良く笑ってました。塚本学院関係者のみなさんにとっても良い記念になったんではないかと思います。

|

« 南湖だんご 旭堂南湖話術研究会 | トップページ | こごろうの会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 塚本学院校友会 40 周年記念寄席:

« 南湖だんご 旭堂南湖話術研究会 | トップページ | こごろうの会 »