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たまの小劇場

2008/9/8 @common cafe

  • 笑福亭たま 《ごあいさつ》
  • 笑福亭松五 「餅屋問答」
  • 笑福亭たま 「延陽伯」
  • 春野恵子(曲師:一風亭初月) 「番町皿屋敷 お菊と播磨」
  • 笑福亭たま 「皿屋敷」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭たま 「米揚げ笊」


 繁昌亭で 11 月の『NIGHT HEAD』のチケット買ってから common cafe へ。今回の入りは 30 人ちょいで、月曜開催ではこれくらいで安定してきたのかも。19 時半開演だと終演が遅くなりそうで敬遠されるのかもしれませんが、サラリーマンとしては助かります。


 たまの番組案内につづいて松五が登場。六代目・七代目・笑福亭松鶴の法要の席での騒動をマクラに、寺つながりで「餅屋問答」へ。まだあまり高座に掛けてないのか、丁寧に演るも後半は息切れし、リズムが崩れてチグハグに。残念。

 たまの 1 席目もマクラに法要での騒動の話から、彦八まつりでのあれこれやサインの話など、かなりぶっちゃけトーク。
 「延陽伯」へ入ってすぐ、店の電話が鳴って中断するも、楽屋へ指示を出して何事もなかったかのように再開。新婦が長い名前だと勘違いして新郎は馬鹿正直に覚えようとするも、たまのは最後に「嬶でええか」と気付く。「酔って件の如し」のサゲまで。

 春野恵子の「番町皿屋敷 お菊と播磨」は浪曲版「皿屋敷」。お菊が青山播磨の気持ちを試すために預かった皿をわざと割ると云う、「皿屋敷」と云うよりも「厩火事」の趣。皿が割れたことよりも、自分を試されたことに鬼気迫る形相で怒る播磨。江戸が舞台の武家物で、イントネーションの違和感を覚えず聴ける。恵子自身が涙を拭いながらの熱演。

 たまの 2 席目は「皿屋敷」で、時間調整のため、お菊の幽霊の因縁はダイジェストで、皿屋敷への道中はカット。皿を多く数えたことを罵倒されたお菊がドスを利かせて「誰に物云うてんねん」の逆ギレが恐おもろい。

 中入りを挟んで、たまの 3 席目は東京と大阪の単語の違いを紹介してから「米揚げ笊」を。笊屋への道中で道を訊ねるときに引っ張った袖を破ってしまい、笊屋へ行っても「潰れるような品物と、品物が違います」の稽古で潰してしまう。それでも最後はきっちり「潰れるような品物と、品物が違います」。


 この日は長めで終演は 22 時過ぎに。いきなり「東の旅」シリーズがなしでしたが、ネタ選択の行き当たりばったり感がたまさんらしくはあります。浪曲と落語の「皿屋敷」の対比は興味深かったです。

 次回は 9 月 24 日(水)です。

らくごの玉手箱

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