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こごろうの会

2008/9/24 @お初天神(露天神社)参集殿

  • 桂とま都 「煮売屋」
  • 桂こごろう 「七度狐」
  • 桂宗助 「次の御用日」
  • 桂こごろう 「子はかすがい」

※ その 17


 この日は大阪市内だけで落語会が 6 か所くらいであり、個人的にも『はんじょうてい DE おはんちょう』『たまの小劇場』『こごろうの会』の 3 択でおおいに悩みました。結局、こごろうさんの北海道旅行のみやげ話をお目当てに(って、落語と違うんかぁ~い!©髭男爵)『こごろうの会』へ。
 有志のファンからの寄付金でこごろうさんが補助席用に丸椅子を購入されました。が、今回は他所での会も多くて観客がバラケたか、60 人ほどの入りで丸椅子は使われず。ちょっと残念でしたね。(実際は、こごろうさんが受付で使われてましたし、私も腹ごしらえするのに廊下で使わせてもらいました)


 トップのとま都はおそらく初めて。手伝いをされてる様子を見てるとキョドの慌てもんだが、高座に上がるとほがらかな印象。軽いマクラを振ってから、叩きを導入に「煮売屋」を。名酒「むらさめ」「にわさめ」「じきさめ」のくだりまで。

 こごろうはまず「煮売屋」の思い出話。若手の頃、桂吉朝の会の前座で「煮売屋」を演ったとき、「酒に水」「水に酒」「水くさい酒」「酒くさい水」のくだりで順番がゴチャゴチャになって「わぁわぁ云うております」で下りると、吉朝に「わぁわぁ云うてんのはお前やないか!」とツッコまれたそう。
 北海道旅行のみやげ話もたっぷり。桂ひろばとともに舞鶴からフェリーで小樽へ上陸し、あちこち行ったり、いろいろ食べたり。おいおい こごろうのホームページ に記載される模様。
 「七度狐」はちょいちょいかんだりセリフが前後して乱れそうになるも、喜六と清八の珍道中のコミカルさがこごろうらしくて、とくに喜六のイチビリ具合が強調されててたのしい。

 ゲストの宗助はスッと「次の御用日」に入るも、いきなり丁稚の名前を間違えて演り直し。仕切り直して始まると、丁稚のかわいらしさもさることながら、旦那の貫禄との切り替えがお見事。
 不覚にも天王寺屋藤吉の登場あたりで猛烈な睡魔に襲われ、気付けば「次の御用日を待て」。

 こごろうの 2 席目は「子はかすがい」。母親が家を出て、父子で暮らしてるパターン。
 母親が姉貴分の家を訪ねる場面では、姉貴分がお茶を入れる様子を丁寧に演り、女所帯の雰囲気を醸し出す。子どもの物云いに不自然さが感じられるも、うなぎ屋でのやり取りでは大人のばつの悪さと照れくささがない交ぜになった様子を上手く描く。


 こごろうさんの 2 席はどちらも課題が残った感じでしたが、どちらも今後に期待を持たせる内容ではありました。『らくご道』や『べにこご』あたりで経験を積む過程や、その後の成長したヴァージョンをまた観てみたいです。

kogoro.web*桂こごろうのホームページ

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コメント

行きそびれましたので臨場感たっぷりのレポートに感謝しております。
次回の太融寺での会には行きたいと思います。

投稿: 高岳堂 | 2008.09.25 23:11

>> 高岳堂 さん
過分なお褒めのお言葉、恐縮です。
こごろうさんはいま、めざす方向性を見据えて《こごろう落語》を模索されてる段階なんだと思います。
これからどんどん練られてくるのかと思うと、勉強会も目が離せませんね。

投稿: わさび | 2008.09.27 00:59

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