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『女芸人らん子のブルース 完結編』

2008/9/17 @ワッハホール

作・演出: 萩原芳樹
出演: メグマリコ、桂あやめ、杉岡みどり、林家染雀、しましまんず、里見まさと、桂三四郎、桂さろめ、チュチュ、吉川絹代、他


 とうとう完結となる『女芸人らん子のブルース』。うっかり前売り券を買いそびれて当日券で参戦しました。ワッハホールが 7~8 割ほど埋まる、なかなかの入り。
 前回同様、今回も開演前に萩原大介(おそらく作・演出の萩原芳樹の息子)による弾き語りミニミニコンサート。


 今回は昭和 49 年頃が舞台。こまどり娘からはぽん子が抜けてらん子(メグマリコ)とぴん子(杉岡みどり)のコンビになり、柳流亭おまん(桂あやめ)と千吉(林家染雀)はふたたび三味線漫才コンビに、ジョージ(藤井輝雄/しましまんず)とリンダ(こっこ)は曲芸コンビに。
 新進の劇場に芸人を引き抜かれ、客足が落ちた老舗劇場の笑楽座は年間 3 千万円の赤字経営に。ボンボン専務(桂三四郎)は月末までに 3 千万円用意できなければ笑楽座は閉鎖すると宣言する。

 スカしてるのにどこか抜けてるボンボン専務を桂三四郎が好演。
 それ以上にスゴかったのが、千吉が連れてきた新しい相方の女の子役の桂さろめ。あまりにもバカっぽ過ぎて怖いくらいで、正視できないほど。危険領域に突入した表情は、果たして演技か!?!?

 今回は劇場が主役で、ミナミの五座閉鎖にもクロス・オーバーする。老舗の劇場とその伝統を守りたいと云う思いは伝わるも、芸人のあがきや悪戦苦闘をもう少し盛り込んでほしかった気も。
 最後はやっぱり大団円。

 終演後、やっぱり作・演出の萩原芳樹が舞台に登場。『女芸人らん子のブルース』シリーズは終了するが、来年はあらたな舞台シリーズをスタートさせると発表。そして最後はやっぱり全員でダンス。


 小粒にまとまった感じで食い足りなさも感じましたが、悲劇を涙と笑いで締めくくるエンディングはなかなかでした。三四郎さんとさろめさんの怪演もひろいものでした。

 公演は 18 日(木)が楽日です。

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