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笑いのタニマチ 80 回記念 仁智スペシャル ひとり舞台

2008/10/26 @ワッハホール

  • 笑福亭仁智 「ヘイ!タクシー」
  • 笑福亭仁智 「スタディベースボール」
  • 笑福亭仁智 「四十九日」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭仁智 「狭間トクのゴクラク人生」

※ すべて自作ネタ


 小雨降るなか会場へ行くと、早くから開場を待つ大勢の行列。仁智ブーム到来の予感!?!? 前売り完売で当日券はなく、補助席でも足らずに立ち見も続出する大入り。
 パンフレットには、仁智さんのごく短い挨拶文と、これまでの『笑いのタニマチ』のネタ一覧。「おなら考」とか「うんこの大冒険」とか「こばなし大作戦」とか、タイトルを見ただけで「この回は苦しんだんやろなぁ」と思わせるようなのもあって、題名を見てるだけで落語を観なくてもたのしめます。
 この日は仁智さんがひとりで 4 席演ると云う真・独演会ですが、開演前に二番弟子の智六さんが前説を担当。南京玉すだれでご機嫌うかがい。


 出囃子の「オクラホマミキサー」が流れると、それに合わせて手拍子が発生し、出てきた仁智は開口一番「なんか‥‥バカにしてるみたい」。
 1 席目はおなじみ双発プロペラ機の形態模写から、丁寧すぎる MK タクシーの運転手にツッコみつつ「ヘイ!タクシー」へ。次々と登場する変な客にタクシー運転手が困惑する、現代版「住吉駕籠」のような噺。大阪ならありえそうな客とも云えん客が続々と、終盤は「いらち俥」のような展開にも。最初からえらい勢い。

 2 席目はスポーツ番組のテーマ曲や名物アナウンサーについて、客イジリしつつあれこれしゃべってから「スタディベースボール」を。プロ野球のルールが「出塁時に出題されるクイズに誤答するとアウトになる」と変更されたら‥‥って噺。主役は阪神に現役復帰した岡田で、解説の川藤とともにアホキャラ全開。野球好きだけあって実況はお見事。

 3 席目は葬儀にまつわるあれこれをマクラに「四十九日」を。亡くなった母親の四十九日が済んで、母親の形見分けやら残された父親の押し付け合いやら。遺産を前にしてコロッと態度が変わる兄弟姉妹をカラッとした笑いで。

 中入りを挟んでふたたび手拍子付きの「オクラホマミキサー」で登場すると、あちこちからの「たっぷり!」の声に「これから毎月演ろかな」。
 老夫婦の小咄をマクラに「狭間トクのゴクラク人生」へ。「トクさんトメさん」や「鶴カントリークラブ亀コース」など、狭間トク(あるいはおばあさん)の登場する仁智作品の数珠つなぎ。トクさんの回想シーンはスポット照明でそれっぽい演出に。バカバカしくも大河ドラマのようで、40 分を超える長講に。


 2 時間半に迫る独演会は、高座の仁智さんからも気合いがひしひしと伝わってきて、笑いも多くておなかいっぱい。なんとも満足度の高い会でした。

笑福亭仁智の部屋

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