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落語宴 花◎花祭り

2008/10/27 @うめだ花月

  • 桂三象 《三象踊り「むらさき雨情」》
  • 《踊り「長崎さわぎ」》
  • 姉様キングス 《音曲漫才》
  • 笑福亭智之介 「初天神」
  • 桂珍念 「憧れのカントリーライフ」 (作:桂三枝)
  • 《コント「噺家の修行風景」》
  • 《それって余芸? それとも本芸?》
    • 桂三金 《バルーン・ショー》
    • 林家そめすけ 《ものまね》
    • 桂三幸 《Time soon dear rain》
    • 桂三歩 《口入屋》
    • ガリガリガリクソン 《漫談》
    • おしどり 《音曲漫才》
    • 林家笑丸 《ウクレレ落語「若手落語家のバラード」》
    • 笑福亭たま 《ショート落語》
    • 林家染太 《津軽三味線》
    • 笑福亭鶴笑 《スーパー紙切り》
    ―― 中入り ――
  • 《落語家てっぱんマクラ》
  • 桂三風 (中学野球の観客の噺) (作:桂三風)
  • 桂三若 「寝床」
  • 《はなしか団地「住吉駕籠」》
  • 《いそべのゲームワールド》
  • 《エンディング》


 結局『花◎花寄席』へは 1 回も行くことなく、うめだ花月が閉館となってしまいます。最終週は毎晩特別企画で、月曜は落語の祭典『花◎花祭り』! 最後の最後に行って参りました。
 入りは 3 分の 2 ほどの 120 人くらい。通常興行でもこれくらい入ってればなぁ‥‥と云う思いも。今さら四の五の云ってもどないもなりませんが。


 まずは三象踊りで強烈なご機嫌うかがい。藤あや子の「むらさき雨情」にのせて華麗に舞い、オヒネリも飛ぶ。
 つづいて「長崎さわぎ」で踊るのは、三扇、花丸、つく枝、竹丸、三弥、笑丸、染太、さろめ。染雀が指導したそうだが、付け焼き刃でバラバラ。まぁそれもご愛敬。
 さらに姉様キングスが欽来節と阿呆陀羅経(トリ尽くし)で盛り上げると云う、にぎやかなオープニング。

 智之介は自己紹介的マクラから「初天神」を、飴玉を買うところからみたらし団子を買うところまでのショート・ヴァージョンで。演りにくかろうポジションできっちりと仕事。
 珍念は三枝作品「憧れのカントリーライフ」。過疎の村がなんとか人を増やそうと都会から移住者を誘致する噺。田舎弁のもっちゃり具合がぴったり。

 三弥のナビゲートで「噺家の修行風景」のコント。師匠役がつく枝、弟子役が染弥。染弥のバカ面メイクが強烈で、話が進むにつれて染弥の悪ノリが加速し、つく枝とのやり取りもおもしろ過ぎ。

 ここから《それって余芸? それとも本芸?》のコーナー。進行は三金とおしどり。
 まずは三金のバルーン・ショー。巨大風船のなかに上半身を突っ込んで、そのなかでバルーン・アートを作る。普段よりショー要素強し。
 そめすけは大久保怜のものまねから、噺家のマニアックなものまねなど。
 アメリカ人の三幸は Time soon dear rain すなわち玉すだれ。勢い押しがたのしい。
 三歩の口入屋とは落語にあらず、アシスタントの三ノ助が投げるミカンを口で受ける、と云うだけの芸。
 お笑い界のスベリ・タランティーノことガリガリガリクソンは、いつもの投げっ放しな漫談。引き芸ならぬ引かせ芸が凄まじい。これが意外とウケる。
 おしどりはマコのシャンソンに合わせてケンが針金アートをショートショートで。
 笑丸のウクレレ落語、たまのショート落語は手慣れたもの。
 染太は得意の津軽三味線。「津軽じょんから節」のあと、自発的アンコールで「六甲おろし」を。
 ジャージ姿で登場した鶴笑は、いつものおしゃべりを封印し、ヨガの こんなポーズ で紙切り。背中に描かれた目がかわいい。紙切り後の造形物よりも、紙切りする姿そのものをパフォーマンスに転化。

 中入りを挟んで 某番組 のパクリ企画が 30 分押しでスタート。進行はかい枝。出演者は仁昇、坊枝、鶴笑、文昇、文華、花丸、つく枝、染弥、八光に加え、小籔千豊(吉本新喜劇)、兵動大樹(矢野・兵藤)、さらにスペシャル・ゲストに徒然亭草々こと青木崇高。
 かい枝に名前札を引かれた者が話すシステム。トップのつく枝の「ビッグマックでアゴが外れる」話から出た「口は災いの元」がキーセンテンスに。どれもおもしろくて盛り上がるが、時間の都合で文昇と文華の出番はなし。青木崇高の選んだチャンピオンは、染弥の「桂文福が講演会で自分自身を叱る」エピソード。

 三風は先日の『できちゃったらくご!』でネタおろしした、中学野球を観戦する酔っぱらい客の噺。やや整理された印象。
 三若は古典か新作かを客席アンケートし、古典で「寝床」を。猛烈な勢いでもなぜか聞き取れる三若節でグイグイ。これがうめだ花月最後の落語に。

 はなしか団地(鹿芝居)「住吉駕籠」は、小染と三風の駕籠かきのもとへ、茶店の親父(鶴笑)、酔っぱらい女(あやめ)、おかま(染雀)、侍(竹丸)と女房(染太)と娘(三金)が登場。マジで酔っぱらってる(?)あやめが強烈。それにもましてスゴかったのが染太と三金のメイク。

 最後は《いそべのゲームワールド》。磯部公彦(まるむし商店)をジャッジに、三象・三四郎・笑助・扇平チームと、三ノ助・さろめ・藤井輝雄(しましまんず)・島川学(へびいちご)チームが対戦。磯部の進行がテンポ良く、ツッコミも的確。にぎやかに盛り上がる。

 全プログラムが終了し、出演者が再登場してエンディング。4 時間半に迫る公演に。幕が下りてから、舞台では大阪締めが。


 あやめさんが中心になって企画が進められたと云うことで期待してたんですが、期待以上のおもしろさでした。落語はちょっぴりで演芸大会の様相でしたが、お祭りですし、客席はもとより出演者のみなさんもたのしそうでしたから、これくらいが丁度良かったんではないかと思います。

 『花◎花寄席』は 11 月から毎週土曜日にヨシモト∞ホール大阪で開催されます。初回は 11 月 15 日(土)です。

うめだ花月 花◎花寄席

梅田花月 花花寄席日記
うめだ花月

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