文楽 11 月公演
2008/11/24 @国立文楽劇場
【第 1 部】
双蝶々曲輪日記 - 難波裏喧嘩の段
- 八幡里引窓の段
八陣守護城 - 浪速入江の段
- 主計之介早討の段
- 正清本城の段
【第 2 部】
靱猿 恋娘昔八丈 - 城木屋の段
- 鈴ヶ森の段
- 吉田清之助改メ五世豊松清十郎襲名披露口上
本朝廿四孝 - 十種香の段
- 奥庭狐火の段
※ 第 112 回
落語会との兼ね合いで、今回の文楽公演は千秋楽に。昼夜とも 7~8 割の入り。顔見知りの方もチラホラとお見受けいたしました。
『双蝶々曲輪日記』の「難波裏喧嘩の段」は濡髪長五郎の大立ち回りが、「八幡里引窓の段」は終盤の十字兵衛が長五郎を見逃してやる場面が見どころ。途中、不覚にも意識が朦朧と‥‥。
『八陣守護城』は、とにかく「浪速入江の段」の船がスゴい。横向きの状態から正面向きへ大きく方向転換する様が圧巻。以降、予習不足も手伝って意識が朦朧と‥‥。
ほとんど記憶のない状態で第 1 部が終わってしまい、猛省。昼食後にコーヒーで気合いを入れて第 2 部へ。
『靱猿』は猿が芸で難を逃れる話。三人遣いの猿の動きがリアルでかわいい。
『恋娘昔八丈』は、歌舞伎『白子屋政談』だそう。「城木屋の段」はお駒をめぐる人間関係が複雑で、ほとんど理解できないまま、刑場にお駒が引かれる「鈴ヶ森の段」へ。かなり話が飛んでるようで、なぜお駒が捕らえられたかはわからないが、駆けつけた才三郎のおかげでお駒が放免されて大団円。
豊松清十郎襲名披露口上のあと、その清十郎が八重垣姫を操る『本庁廿四孝』。武田勝頼をめぐる八重垣姫と腰元の濡衣とのやり取り「十種香の段」のあと、「奥庭狐火の段」がスゴい! 勝頼に危機を知らせようとする八重垣姫に狐が乗り移り、氷の張った諏訪湖を渡ると云う場面、早変わりから派手な所作で、八重垣姫は主遣いはもちろん、左遣いから足遣いまで顔をさらして激しい動作。しかも左遣いが桐竹勘十郎と云う贅沢さ。文楽でここまでできるのか!?!?と圧倒される。
最後の『本朝廿四孝』の「奥庭狐火の段」がとにかくスゴかったです。幕見だと『豊松清十郎襲名披露口上』と『本朝廿四孝』のセットが破格の 1,000 円(おそらく特別価格)だったんで、もっと早くに観に行ってたら何度か行けたのにと、後悔先に立たずです。
それにしても、体調不良だったとは云え、ウトウトし過ぎてしまいました。もうちょっとなんとかせねば、もったいないです。今回はいつもにも増して反省点多し、でした。
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