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深脳落語会 NIGHT HEAD

2008/11/8 @天満天神繁昌亭

  • 桂雀五郎 「初天神」
  • 笑福亭たま 《新作ショート落語》
  • 笑福亭たま 「高津の富」
  • 桂三風 「農と言える日本」 (作:桂三風)
  • 笑福亭たま 「Dead Or Alive」 (作:笑福亭たま)

※ 最終回


 香里園から天満経由で南森町へ約 30 分で移動し、開演 5 分前には繁昌亭へ到着。観客は 1 階席に 6 割くらいと、まずまずの入り。


 開口一番の雀五郎は「初天神」をサゲまで端折らず、それでいて時間枠に合わせてコンパクトに。間が良く走り過ぎず、隣の男の様子や父親の心境の変化がおもしろい。どこへでも羽織を着て行く父親に対して寅ちゃんが放った「この羽織便所」がツボ。

 ゲストの三風は田舎の余興で山のようなお土産をもらって逆に困ったってな話から、農村の現状を憂いて「農と言える日本」を。田舎の農村に息子が U ターンしてくる噺。息子からの手紙の内容を勘違いする両親や、過剰反応する祖母がおかしい。
 中国産・中国製の食品問題が取り沙汰される現在にはタイムリーな噺だが、サゲが弱く、もうひと工夫ほしいところ。

 たまは 1 席目で、今回が『NIGHT HEAD』の最終回であることと、来年から『MIDNIGHT HEAD』がスタートすることをアナウンス。新作ショート落語は「存在感」がツボに。そのまま時間を気にしつつ「高津の富」へ。たま版はコンパクトに再編集されていてテンポも良く、ボヤ騒ぎのくだりはあいかわらずおもしろいが、この日はやや言葉足らずで全体のバランスやタイミングが不安定な印象に。
 2 席目の新作「Dead Or Alive」は、マンションの屋上から飛び降り自殺しようとする女と、それを止めようとするマンションの管理人の男の噺。初演なのか、流れが悪かったりバタつく場面が見られるも、サイコ・サスペンス風のシチュエーション・コメディーになっててなかなかおもしろい。整理されれば良くなりそうな予感。


 最終回と云うこともあってか、途中で帰られるお客さんはいませんでした。個人的には、あと 15 分早く開演してくれたらもうちょっと落ち着いた会になると思うんですけどねぇ。

 次回は『MIDNIGHT HEAD』にリニューアルして 1 月 31 日(土)に開催されます。次回は《新作フェスティバル》だそうですよ。

らくごの玉手箱

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