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たまの小劇場

2008/11/19 @common cafe

  • 笑福亭たま 《ごあいさつ》
  • 笑福亭笑子 「動物園」
  • 笑福亭智之介 「野ざらし」
  • 笑福亭たま 「Hospital」 (作:たまよね)
  • 桂雀喜 「ポイントカード」 (作:長坂堅太郎)
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭たま 「近日息子」


 急に寒くなって、たまさん自身も客入れをしながら入りを心配されてましたが、開演までにはお客さんが集まって 40 人くらいでええ感じの満員に。


 たまが前説でシークレット・ゲストの笑福亭笑子しょうこの紹介。イギリスで笑福亭鶴笑に入門し、現在は師匠の鶴笑とともに日本へ戻って活動中。日本で落語をするのはこの日が初めてだそう。繁昌亭で腹話術を演っているが、イギリス仕込みのネタが繁昌亭ではウケずに苦労してるそう。

 まずはその笑子から。イギリスの出産事情や日本で盗撮痴漢に遭った話など、トークは手慣れたもんでおもしろい。
 子離れできない母親がニートの息子(今年で 30 歳)に仕事を斡旋‥‥で、やっと「動物園」と判明。ときどきキャラがあっちゃこっちゃになったり、荒い場面があったり、不慣れな感は否めないが、工夫が見られる場面も。ライオンの中に入ってたのが母親と云うサゲは秀逸。

 智之介はフジテレビ『爆笑レッドカーペット』出演時のエピソードから、たまたま持っていた大判トランプでマジックを披露。
 「野ざらし」は口跡なめらかで心地良いテンポ。

 たまは客層を読み切れずに「Hospital」を演るか「道具屋」を演るか迷って「Hospital」に。検査入院した病院で怪現象が起こる噺。たまよね作品のなかでもかなり高座に掛けられた噺で、繰られまくって構成もスッキリでテンポ良く、笑いも多い。全身複雑骨折の市川さんに「時うどん」を演らせる場面は何度観てもおもしろい。

 雀喜はマクラで雑誌の落語特集の話。「自宅に噺家を呼ぼう」と云うコーナーには依頼時期から会場準備からギャラの相場まで載ってるそうな。値段の話から買い物の話へとマクラをつないで、自作の「ポイントカード」へ。買い物のポイントカードにまつわる噺。ゆるい感じが雀喜のニンに合ってて、こまかいクスグリもたのしい。

 中入りを挟んで、たまは「二上りかっこ」で登場。「近日息子」は先日の『たまクラブ』のときよりもまとまったた感じ。理屈の云い合いや、謝らない男に激怒する男のテンションなど、とにかく笑い多し。作次郎もあほ過ぎず、終盤の展開も無理なく。


 聴いてる側の意識の持ちようかもしれませんが、たまさんの「近日息子」はグッと良くなった印象を受けました。上手く伝えるのが難しいんですけど、たまさんなりのクスグリも入ってるんですが、奇をてらうんではなく全体がバランス良くつながった感じです。気になる方は 12 月 7 日(日)の『たまのフレンドリー寄席』でチェックしてみてください。

 次回は未定ですが、来年 1 月 6 日(火)に同会場で『三金たま誕生日二人会』が開催されます。チラシによると「誕生日プレゼントが無くてもご入場いただけます」とのことです。

らくごの玉手箱

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