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南湖だんご 旭堂南湖話術研究会

2008/11/15 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

【赤穂義士伝 其の九 堀部安兵衛 7】

  • 旭堂南湖 『紙芝居 原子怪物ガニラ』
  • 旭堂南湖 『赤穂義士銘々伝』より「堀部安兵衛 中山から堀部へ」
    ―― 中入り ――
  • 旭堂南湖 『東海道中膝栗毛』より「三人旅」「持参金」

※ 42


 いつもは第 2 金曜開催の『南湖だんご』ですが、今月は『講談毎日亭』の千秋楽が重なると云うことで土曜開催にシフト。そのせいか、いつもはお見かけしないようなお客さんがチラホラ。着物の女性連れが来られていて、なんかの会と間違ってるんじゃないかと心配したりして。
 入りは 10 人ちょいでなんとかツ離れ。


 着物のお客さんを意識してか、まずは着物の話。黒紋付きは天理が需要と供給のバランスで安いそうだが、その分薄いそうな。
 次回 11 月 23 日(日)の『名探偵ナンコ』に東京の神田京子が特別ゲストで出演すると云うことから、東京の神田派にまつわるおもしろエピソードをいろいろ。うっかりな講談師が多くてたのしい。
 最近、軽いものからドキュメンタリーまで、メディア出演が増えてると云う話。前日の『講談毎日亭』での取材は《劇場閉鎖と講談師》と云う切り口でのものだったが、南湖としては「会場がなくなればまた探せば良いだけの話で、たいした問題ではない」とのスタンス。

 紙芝居の『原子怪物ガニラ』は、ヘリコプターで救出されたシンイチ少年らがガニラの追っ手を逃れて無人島に不時着するところまで。次回あたりに衝撃の場面が。

 「堀部安兵衛」は高田馬場十八人斬りまでをダイジェストで語ってから。堀部弥兵衛の妻と娘からその決闘の様子を聞いた弥兵衛は、中山安兵衛をぜひ娘の婿にと探し出し、無理矢理に婿養子に。その後の吉良邸討ち入りの場面は『銘々伝』らしく安兵衛と義父の弥兵衛とのやり取りを中心に。
 たっぷり 1 時間近くの口演で大団円。

 中入りを挟んで、ボーナス・トラックで『東海道中膝栗毛』から落語の基となったところを抜き読みで。
 まずは弥次郎兵衛と喜多八が伊勢詣りから上方見物を堪能して江戸へ戻る道中に馬方を雇う‥‥と云う、これは「三人旅」の原型。落語とはかなり違った展開だが、エッセンスは感じられる。
 つづいて旅の発端は、弥次さんのところに持ち込まれた持参金付きの縁談と、そこへ飛び込んできた喜多さんが実は‥‥と云う、まんま落語の「持参金」の話。こちらの方は、もともと結婚していた弥次さんが女房に三行半を叩き付けると云う、なんとも非道な展開。


 トータル 2 時間くらいで、たっぷり「堀部安兵衛」に加えて、聴きに行けなかった「弥次喜多」の抜き読みもあって、満足度の高い会でした。

 次回は来年の 1 月 9 日(金)です。

正直南湖

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コメント

ご挨拶に参りました。
よろしくお願いします。
べつに「なんかの会」と間違ってはおりませんよ~。
「なんか」のほうにも顔出しはしていますが、「なんか」より講談のほうがずっと好きです(笑)
着物は普段着ですが、悪目立ちしがちなのはちょっと困りますね。群れると余計。
まあちょっと個性的な格好するヒト程度に思ってください、メインはあくまで講談師と講談です。
堀部安兵衛を最後まで聞けると思わなかったので、とても嬉しい会となりました。


投稿: シェリー | 2008.11.18 13:27

■ シェリー さん
わざわざのコメントありがとうございます。
《キモ落》ならぬ《キモ講》とはお見それいたしました。
南湖さんが冗談めかして「講談会に若い女性が‥‥」ってなこと云われてましたが、あながちそんな時代がすぐそこまで来てるのかもしれませんね。
お着物は寄席によく似合いますから、講談会や落語会なんかにも積極的に着て行ってください。

投稿: わさび | 2008.11.20 00:28

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