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生喬まるかじりの会

2008/11/3 @ワッハ上方レッスンルーム

  • 笑福亭生喬 「加賀の千代」
  • 桂二乗 「ふぐ鍋」
  • 月亭遊方 「わすれうた」 (作:月亭遊方)
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭生喬 「天王寺詣り」
  • 生喬・遊方・二乗 《鼎談:みんなでちょいしゃべり》

※ 第 35 回


 3 連休の最終日は、ひさしぶりに生喬さんの勉強会へ。この日は下のワッハホールで文華さんの独演会があったり、他にもあちこちで会があったんで入りを心配されてましたが、60 人以上は入ってたと思います。ええ感じの入り。


 まずは生喬本人が露払い。松喬一門の事始め風景をマクラに、年の瀬の噺でめずらしい「加賀の千代」を。年末の支払いに困った亭主が女房の知恵を頼りに、金を借りに池田の隠居のところへ。すっくり話が進んでドギマギする亭主の表情がたのしい。
 高座の後方には生喬の手による、加賀の千代の句「渋かろか 知らねど 柿の初ちぎり」にちなんだ墨絵が。じゃんけん大会で観客にプレゼント。

 二乗は、噺家になる前にふぐ料理店でアルバイトしてたときになぜか常連のヤクザの専属スタッフになってしまっていた話をマクラに「ふぐ鍋」を。これがきっちり吉朝の型。板に付くにはまだまだ時間がかかりそうだが、丁寧で好感。

 遊方は顔覚えの悪い人の話いろいろをマクラに「わすれうた」を。題名も歌手もわからない曲を CD ショップへ買いにきた男の噺。こまかいクスグリがとにかくおもろい。

 中入りを挟んで、生喬の「天王寺詣り」。四天王寺の境内の案内が丁寧で、露店の寿司屋の巻き寿司や握り寿司もたっぷり描写。

 最後に出演者全員でちょいしゃべり。遊方は「生喬の会は落語通の客が多くて演りにくい」と。生喬は、第 31 回からの 10 回では、先輩に中トリをお願いし、後輩には少し大きめのネタを演ってもらうと云う意図があるそうで、そのため自分自身がトップで演ってるそう。上方落語台本募集の審査員を務めた遊方から、審査の苦労話も。


 生喬さんは安定感があって安心して聴いてられますね。遊方さんもいつもながらのおもしろさでした。
 二乗さんの「ふぐ鍋」が吉朝さんの型でびっくりしました。一門の誰かに付けてもらったんでしょうね。京都つながりでよね吉さんからかな?

 次回は来年の 2 月 22 日(日)です。

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