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雷 ON ハート

2008/12/20 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

  • 雷門幸福 「粗忽の使者」
  • 雷門獅篭 「味噌蔵」
    ―― 中入り ――
  • 雷門獅篭 「紙入れ」
  • 雷門幸福 「試し酒」

※ 第 11 回


 私が行ったときはこれまで、だいたい 10 人ちょいくらいだったんですが、この日は 30 人ほどとええ感じの入りに。幸福さんによると、『雷 ON ハート』史上最高の入りで、男性比率も最高だとか。


 幸福はマクラ代わりに、10 月からラジオ用に毎週自作している 3 分間落語を。邦人のノーベル賞受賞について《対象性の破れ》の解説を盛り込んで。
 「粗忽の使者」は粗忽者の侍が口上を伝えに行く噺。粗忽者と云えども侍だけあってなんとなく貫禄があり、そこらがまたおもしろい。

 獅篭の 1 席目はマクラで自著にまつわる話。最初の単行本が出たとき、大阪の某書店で目立つところに置こうと、その店のランキングの 10 位のところに置いておくと、しばらくしてポップに「作者 10 位希望」と書かれてたそうな。
 「味噌蔵」は、節約家の旦那が結婚にいたる導入部はなく、女房が実家で息子を産んだところから。番頭がドガチャカをごまかすのに「ロシアの偉大なる芸術家・ドンガチャーカを‥‥」と云うのがツボ。

 中入りを挟み、獅篭の 2 席目は「紙入れ」。兄貴分の舎弟と浮気する女房がなんともエロい。舎弟が間違えて懐に入れた紙入れを、兄貴分の女房が手品のような演出で返してやるくだりは新しい。あいかわらず現代のクスグリがポンポン入るも、チョイスは許容範囲内。

 トリの幸福は 2 席目もマクラ代わりに 3 分間落語を。子供の携帯電話禁止と振り込め詐欺を、落語の「桃太郎」になぞらえて。
 「試し酒」は、5 升の酒を飲もうと云う下男の酔態にもう少し変化があるとダレが軽減されるかも。


 4 席で 2 時間ちょい。たっぷりの幸福さんに対して、獅篭さんはサラッと演った印象でした。それぞれたのしませていただきました。

 次回は来年の 7 月頃の予定です。

雷門獅篭 公式 HP
雷門幸福の伝統と私
ビビンパの会(落語会手伝いサークル)、高麗楼(朝鮮半島古典)共同ブログ

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